特許
J-GLOBAL ID:200903045946803226

大量印刷機における故障許容歩留まり

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-531090
公開番号(公開出願番号):特表平10-501762
出願日: 1996年04月10日
公開日(公表日): 1998年02月17日
要約:
【要約】ドロップオンデマンド技法を用いた信頼度の高い単一印刷機モジュールを作成することができる。ただし、多数の印刷モジュールが「組立ライン」様式において使用される場合には、1つの単一モジュールが故障すれば、修理期間中は、組立ライン全体を停止しなければならない。本発明は、印刷ラインの「運転停止期間」を約1秒に短縮方法である。本方法は、少なくとも1個の予備印刷モジュールを有すること、及び、ページイメージのデジタル表現をモジュール間において転送する方法に関係する。故障が検出されると直ちに、故障したモジュールによって印刷されたシートを記述するデジタルイメージデータは、故障したモジュールから下流の隣接印刷モジュールへ転送される。当該モジュール内のデータはその次の下流モジュールに同時に送られる。1ページの画像が予備印刷モジュールに送られるまで、このプロセスは繰り返される。この場合の予備印刷モジュールは全ての印刷モジュールの最も下流に位置することが最良である。全てのデータの転送が完了すると、印刷を再開始することができる。このデータ転送が、1つのシートを印刷する所要時間よりも短い時間内に行われた場合には、ラインは、停止することなしに印刷を継続することが可能であり、印刷された部数(コピー)は一切無駄にならない。「組立ライン」の末端部に複数の予備印刷モジュールが配置されている場合には、同時に起きた複数の故障に、生産損失を生じることなしに対処することが出来る。
請求項(抜粋):
モジュール式デジタルカラー印刷機におけるモジュールの故障に起因する遅延を減少させるための方法において、 (a)直列配置された正常作動する印刷モジュールの下流末端部に少なくとも1つの予備印刷モジュールを備える過程と、 (b)列の中の1つのモジュールが故障すると、それぞれ印刷されるべきシートを表すデータグループを縦続接続し、下流の印刷モジュールが故障印刷モジュールの代わりに作動開始する過程と を有することを特徴とする方法。
IPC (2件):
B41J 2/01 ,  B41J 2/175
FI (2件):
B41J 3/04 101 Z ,  B41J 3/04 102 Z

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