特許
J-GLOBAL ID:200903045949942944

可逆的感熱記録及び記録の消去方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池浦 敏明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-117892
公開番号(公開出願番号):特開平6-305246
出願日: 1993年04月21日
公開日(公表日): 1994年11月01日
要約:
【要約】【目的】 消色温度領域が狭い可逆的熱発色性組成物を記録層に含有する記録媒体や表示媒体に対しても、容易に充分な記録消去を行うことができるうえ、安定な発色画像を形成することのできる実用性の高い可逆的感熱記録媒体の記録方法を提供すること。【構成】 発色剤と顕色剤から成り、加熱・溶融後に急冷すると室温で安定な発色状態を形成し、発色温度よりも低温に加熱すると消色状態を形成する可逆的熱発色性組成物を記録層に含有する可逆的感熱記録媒体に対する記録及び記録消去方法において、記録層の組成物を溶融状態に加熱してから、発色状態維持最小冷却速度以上の冷却速度で急冷させる発色記録工程と、発色状態の組成物をその少なくとも一部が溶融状態になる温度に加熱してから、発色状態維持最小冷却速度よりおそい冷却速度で徐冷させる記録消去工程を含むことを特徴とする可逆的感熱記録及び記録の消去方法。
請求項(抜粋):
電子供与性呈色性化合物と電子受容性化合物から成り、加熱・溶融後に急冷すると室温で安定な発色状態を形成し、発色温度よりも低温に加熱すると消色状態を形成する可逆的熱発色性組成物を記録層に含有する可逆的感熱記録媒体に対する記録及び記録消去方法において、記録層の組成物を溶融状態に加熱してから、発色状態維持最小冷却速度以上の冷却速度で急冷させる発色記録工程と、発色状態の組成物をその少なくとも一部が溶融状態になる温度に加熱してから、発色状態維持最小冷却速度より遅い冷却速度で徐冷させる記録消去工程を含むことを特徴とする可逆的感熱記録及び記録の消去方法。
引用特許:
審査官引用 (4件)
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