特許
J-GLOBAL ID:200903045950485395
能動騒音制御装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
高田 守
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-207792
公開番号(公開出願番号):特開平7-064566
出願日: 1993年08月23日
公開日(公表日): 1995年03月10日
要約:
【要約】【目的】 適応ディジタルフィルタの係数値のオーバーフローが原因となって起こる、適応ディジタルフィルタの発散状態を防止する機能を備えた能動騒音制御装置を得る。【構成】 適応ディジタルフィルタの係数値を決定する過程で、決定した係数値の絶対値が所定の定数α以上のとき、適応ディジタルフィルタの係数値変更を行わない。また、決定した係数値の絶対値が所定の定数α以上のとき、変更される前の適応ディジタルフィルタの全係数値に1より小さい定数βを乗じて、その演算結果を適応ディジタルフィルタに与える。
請求項(抜粋):
音波の伝搬通路内における騒音源からの伝搬音波に対して逆位相でかつ同一音圧の音波を発生させ、前記伝搬通路内の所定位置でその音波干渉により消音を行なう能動騒音制御装置であって、騒音を検出する騒音検出手段と、所定位置において騒音源からの伝搬音源を打ち消すための音波を放射する打ち消し音放射手段と、前記所定位置での消音量を検出する消音量検出手段と、前記騒音検出手段の出力信号を用いて前記打ち消し音発生手段を駆動する信号を生成する適応ディジタルフィルタと、前記消音量検出手段の出力信号が最小となるように前記適応ディジタルフィルタの係数値を決定し、決定した前記係数値を適応ディジタルフィルタに与える制御アルゴリズムを備えた能動騒音制御装置において、前記適応ディジタルフィルタの与えるべき係数値を決定する過程で、決定した前記係数値の絶対値が所定の定数以上になったかどうかを判断し、所定の値以上になったときは前記制御アルゴリズムによる係数更新を行わない係数値変更阻止手段を備えたことを特徴とする能動騒音制御装置。
IPC (5件):
G10K 11/178
, H03H 17/02
, H03H 17/06
, H03H 21/00
, H04R 3/00 310
前のページに戻る