特許
J-GLOBAL ID:200903045953114479

デバッグ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 境 廣巳
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-302527
公開番号(公開出願番号):特開平10-133911
出願日: 1996年10月28日
公開日(公表日): 1998年05月22日
要約:
【要約】【課題】 コンパイラの最適化処理によって命令の並べ替えが行われているオブジェクトプログラムに中断点を設定して、中断点に於ける変数の値を表示させた場合、命令の並べ替えが行われていない場合と同じ値が表示されるようにする。【解決手段】 前処理設定処理手段21aが、コンパイラ10による命令の並べ替えによって対応する命令が中断点よりも前に位置することになった先行実行文を探し出し、後処理設定処理手段22aが、命令の並べ替えによって中断点よりも後ろに位置することになった未実行文を探し出す。前処理手段25は、探し出された先行実行文に対応する命令が実行される直前の変数の値を保存し、後処理手段26は、最後の未実行文に対応する命令までを疑似実行した時の変数の値を保存しておく。情報表示処理手段23は、表示指示された変数の値が前処理手段25或いは後処理手段26によって保存されている場合は、保存されている値を表示する。
請求項(抜粋):
ソースプログラムをコンパイラでコンパイルすることにより生成されたオブジェクトプログラムをデバッグするデバッグ装置に於いて、前記ソースプログラムの行番号を含んだ中断点設定コマンドが入力された時、前記オブジェクトプログラム上の前記行番号に対応する部分に中断点を設定する中断点設定処理手段と、前記中断点設定コマンドの入力時、変数の値を定義している先行実行文を探し出す前処理設定処理手段と、該前処理設定処理手段が探し出した先行実行文によって値が定義される変数の、前記先行実行文に対応する命令が実行される直前の値を保存する前処理手段と、変数の値を定義している未実行文を全て探し出す後処理設定処理手段と、前記オブジェクトプログラムを前記中断点から前記後処理設定処理手段によって探し出された未実行文の内の最後の未実行文に対応する命令まで実行した時の、前記後処理設定処理手段によって探し出された未実行文が値を定義している変数の値を保存する後処理手段と、変数名を含んだ表示コマンドが入力された時、前記変数名の変数の値が前記前処理手段或いは前記後処理手段によって保存されている場合は、前記前処理手段或いは前記後処理手段によって保存されている前記変数名の変数の値を表示し、保存されていない場合は、前記変数名の変数の現在値を表示する情報表示処理手段とを備えたことを特徴とするデバッグ装置。
IPC (2件):
G06F 11/28 ,  G06F 9/45
FI (2件):
G06F 11/28 A ,  G06F 9/44 322 F

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