特許
J-GLOBAL ID:200903045960702700
移動無線通信セルラ・システムのシャドウ・ゾーンをカバーする方法と同方法を実施するための無線中継器
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
川口 義雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-178977
公開番号(公開出願番号):特開平7-079187
出願日: 1994年07月29日
公開日(公表日): 1995年03月20日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 無線信号の品質を保証しながら、費用をかけないでシャドウ・ゾーンを確実にカバーする方法を提供する。【構成】 基地局BTSPがシャドウ・ゾーンZ1内の移動局MSに対して、周波数fP2で無線信号を送信すると、この信号は中継器R1の受信機によって受信される。中継器は受信した信号をfP2に関連する転換周波数fR12に転換して移動局に再送信する。チャンネル干渉の問題を回避するために、転換周波数は基地局からの送信周波数及びその基地局に関連する他のすべての周波数並びに他のすべての転換周波数とは異なるものを選ぶようにする。移動局から周波数f′R12で送信すると、中継器は転換関係の逆を適用して、周波数f′P2で基地局に再送信する。
請求項(抜粋):
複数のセルを含む移動無線通信セルラ・システムのシャドウ・ゾーンをカバーする方法において、各セルが無線信号を、移動局へまたは移動局から基本周波数と呼ばれる異った周波数で送受信するのに使用される、基地局と呼ばれる送受信局によってカバーされ、各シャドウ・ゾーンが前記セルの1つに所属し、無線中継器が前記シャドウ・ゾーン中を移動する移動局へまたは移動局から前記無線信号を受信し増幅し再送信するために、前記各シャドウ・ゾーンに関連付けられ、1つのシャドウ・ゾーンをカバーするのに使用される中継器が、前記シャドウ・ゾーンが存在するセルの基地局に従属し、前記方法が、- 前記基地局から前記中継器の1つによって受信され、基本周波数で搬送される無線信号が、前記中継器により前記移動局の1つに向かって、転換周波数(frequence transposee)と呼ばれる、前記基本周波数とは異なり、前記基地局の制御手段に既知の転換(transposition)と呼ばれる関係に従って前記基本周波数に関連するある周波数で再送信され、- 逆に、前記移動局の1つから前記中継器の1つによって受信され、転換周波数で搬送される無線信号が、前記中継器により前記基地局に向かって、前記転換周波数に関連する基本周波数で再送信され、各セルの転換標識径路と呼ばれる標識径路(voie balise)の周波数が、常に前記各中継器のレベルで転換周波数に関連するようなものであり、前記方法において、トラフィック・チャネルと呼ばれるチャネルが前記セルに割り当てられるように、前記セルの基地局との無線接続を確立するために、1つのセルのシャドウ・ゾーンに存在する移動局が、転換標識径路によって伝えられる、アクセス・チャネルと呼ばれる特定のチャネル、アクセス要求と呼ばれる無線信号を送信するときに、前記アクセス要求を受信した後に前記シャドウ・ゾーンをカバーするのに使用される中継器が、このアクセス要求を前記基地局に向かって前記標識径路上に再送信するが、再送信の前に、修正された前記アクセス要求が前記基地局から再送信される先の前記制御手段が、シャドウ・ゾーン中に前記移動局が存在することを判定し、このシャドウ・ゾーンに関連する転換周波数を得られるようにする転換関係を推論することができるようにこのアクセス要求を修正して、前記制御手段によって送信され、どのトラフィック・チャネルとどの周波数を送信と受信のために使用すべきかを前記移動局に指示するために使用される信号が、関連する基本周波数の代わりに前記転換周波数を含むようにすることを特徴とする方法。
前のページに戻る