特許

J-GLOBAL ID：200903045967799377

ガスシールドアーク溶接用フラックス入りワイヤ

発明者： 鎌田 政男 ,  泉 敏彦
出願人/特許権者： 日鐵溶接工業株式会社
代理人 (1件)： 茶野木 立夫 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-084349
公開番号（公開出願番号）：特開平8-281477
出願日： 1995年04月10日
公開日（公表日）： 1996年10月29日
要約：

【要約】【目的】 全姿勢溶接が可能で、特に水平すみ肉ビードの止端部形状が良好で高疲労強度が得られるCO2 ガスシールドアーク溶接用フラックス入りワイヤを提供する。【構成】 TiO2 系全姿勢溶接用ワイヤにおいて、Al2 O3 を1.0重量%、Sを0.010〜0.045重量%(ワイヤ全重量比)とし、その他のTiO2 ,SiO2 ,ZrO2 ,酸化鉄,F,アーク安定剤(Na,K),脱酸剤をそれぞれ限定する範囲で必須成分として含有することを特徴とするガスシールドアーク溶接用フラックス入りワイヤ。【効果】 水平すみ肉ビードの止端部形状の改善には、特にAl2 O3 とSによる相乗効果が働く。造船や橋梁等の高疲労強度が要求される箇所へ適用できる。

請求項（抜粋）：

鋼製外皮内にフラックスが充填されてなるガスシールドアーク溶接用フラックス入りワイヤにおいて、ワイヤ全重量に対して、下記成分を必須として含有することを特徴とするガスシールドアーク溶接用フラックス入りワイヤ。TiO2 :4.5〜7.0重量%、Al2 O3 :1.0〜2.5重量%、SiO2 :0.3〜1.0重量%、ZrO2 :0.3〜1.0重量%、酸化鉄 :0.1〜0.5重量%、F :0.03〜0.15重量%、S(外皮成分を含む):0.010〜0.045重量%、Na,Kの1種または2種の合計:0.05〜0.30重量%、脱酸剤(外皮成分を含む):1.5〜5.0重量%。

IPC (4件)：

B23K 35/368 ,  B23K 9/00 501 ,  B23K 9/00 ,  B23K 9/02

FI (4件)：

B23K 35/368 B ,  B23K 9/00 501 A ,  B23K 9/00 501 B ,  B23K 9/02 D