特許
J-GLOBAL ID:200903045968395938
リビング重合方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
牧野 逸郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-232110
公開番号(公開出願番号):特開2004-307872
出願日: 2004年08月09日
公開日(公表日): 2004年11月04日
要約:
【課題】ビニル化合物のリビング重合によって、分子量が規制され、分子量分布の狭い重合体を得ることができるリビング重合方法を提供する。【解決手段】本発明によるリビング重合方法は、(A)所定のハロゲン化炭化水素又はハロゲン化スルホニル化合物からなる開始剤と、(B)(B1)周期律表第VIII族元素を中心金属とする金属錯体と(B2)所定のルイス酸とからなる活性化剤とからなるリビング重合開始剤の存在下に不飽和カルボン酸又はその誘導体を重合させることを特徴とする。【選択図】なし
請求項(抜粋):
(A)(A1)一般式
CX1X2X3X4
(式中、X1、X2、X3及びX4は同一でも、異なっていてもよいが、X1、X2、X3及びX4 のうちの少なくとも1つは塩素、臭素及びヨウ素よりなる群から選ばれるハロゲン 原子を示し、その他は水素か、又はヘテロ原子を含んでいてもよい又は炭素数1〜 5のアルキル基を示す。)
で表されるハロゲン化炭化水素、又は
(A2)一般式
RSO2X
(式中、Rはハロゲン原子にて置換されていてもよい炭化水素基を示し、Xは塩素 、臭素及びヨウ素よりなる群から選ばれるハロゲン原子を示す。)
で表されるハロゲン化スルホニル化合物
からなる開始剤と、
(B)(B1)周期律表第VIII族元素を中心金属とする金属錯体(ポルフィリン錯体を除 く。)、及び
(B2)(b21)一般式
AlY1Y2Y3
(式中、Y1、Y2及びY3はハロゲン原子、アルキル基、アリール基、アルコキシ基及 びアリロキシ基から選ばれる基を示す。)
で表されるルイス酸、又は
(b22)一般式
MZ1Z2Z3Z4
(式中、MはTi(IV)又はSn(IV)を示し、Z1、Z2、Z3及びZ4はハロゲン原子 、アルキル基、アリール基、アルコキシ基及びアリロキシ基から選ばれる基を示す 。)
で表されるルイス酸
からなる活性化剤
とからなるリビング重合開始剤の存在下に、ラジカル重合性の不飽和カルボン酸又はその誘導体を重合させることを特徴とするリビング重合方法。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (1件):
引用特許:
審査官引用 (3件)
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特公昭47-016654
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特公昭49-030703
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特開平4-323204
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