特許
J-GLOBAL ID:200903045971488068

電気化学的変換装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐々井 克郎
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-507465
公開番号(公開出願番号):特表2005-513711
出願日: 2001年07月03日
公開日(公表日): 2005年05月12日
要約:
管で結合されている、沸騰室(12)、電池保持ブロック(13)及び凝縮室(14)を含んでいる、ハウジング(11)を有する電気化学的変換装置(10)が開示される。電気化学的変換装置(10)はまた、電池保持ブロック(13)内に取り付けられた電気化学電池(23)、沸騰室12に熱を伝えるように取り付けられたヒーター(24)、及びクーラー(25)も含んでいる。ヒーター(24)をつけると、作動流体の一部は気相状態に加熱されて高い全圧を生じ、電気化学電池(23)の一方の側での水素分圧は低く、同時に水素ガスの高い分圧が電池(23)の反対の側で生じる。電池(23)を横切って水素が移動するに従い、電池(23)を横切る水素分圧差によって電池(23)を横切る電位が生じる。
請求項(抜粋):
イオン伝導性の物質、 該イオン伝導性の物質の一方の側に取り付けられた第1の電極、 該第1の電極とは反対の該イオン伝導性物質の一方の側に取り付けられた第2の電極、 作動流体流を含有し、該作動流体流が該第1の電極を通り過ぎて流れるように仕向ける第1の通路を、該電気化学電池と共に形成しているハウジング、 該第2の電極を通り過ぎる前に気相になるように該流体流を加熱するために該ハウジングと熱的に接している加熱手段、 該電気化学電池を通り過ぎた後に液相になるように該流体流を冷却するために該ハウジングと熱的に接している冷却手段、及び 該第2の電極と流体連絡しているイオン化可能な気体流、 を含んでいる電気化学変換装置であって、 該第2の電極と隣接してイオン化可能な気体の低分圧を生じるように該作動流体流を加熱手段が気化し、それによってイオン伝導性の物質を横切るイオン化可能な気体の圧力差を生じ、更にこれがイオン化可能な気体をイオン伝導性の物質を通過させ、電位差を生じ、次にイオン化可能な気体が気化された作動流体流に同伴されるものである電気化学変換装置。
IPC (1件):
H01M8/20
FI (1件):
H01M8/20

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