特許
J-GLOBAL ID:200903045988424497

ロータリー圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 津田 直久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-223020
公開番号(公開出願番号):特開平6-066277
出願日: 1992年08月21日
公開日(公表日): 1994年03月08日
要約:
【要約】【目的】高圧回転領域でのローラ34の公転速度を遅く、低圧回転領域での公転速度を速くし、圧縮室6から吐出する高圧流体の流速を低下させて過圧縮を低減し、圧縮効率を改善すると共に、動力変動を少なくし、振動、騒音を抑制する。【構成】クランク軸4を、モータ2に連結するモータ側クランク軸42と、シリンダ側クランク軸43とを分割形成する。シリンダ側クランク軸43にローラ34内に嵌合する偏心ピン部41を形成し、モータ側クランク軸42の偏心ピン部41への連結側軸端部に径方向外方に延びる回転伝達部44を形成する。偏心ピン部41と、回転伝達部44との一方に、径方向外方に延びる長溝45を形成すると共に、他方に長溝45に摺動可能に係合するピン46を突設する。また、モータ側クランク軸42の軸心Oをシリンダ室30の中心Sに対し、圧縮室6が吸入室5よりも小さくなる高圧回転領域側に偏心させる。
請求項(抜粋):
モータ2と圧縮要素3とを備え、前記圧縮要素3に、シリンダ室30をもつシリンダ31と、前記モータ2に連結するクランク軸4の偏心ピン部41に嵌合し、前記シリンダ室30の内部に公転するローラ34と、前記シリンダ室30の内部を吸入室5と圧縮室6とに区画するブレード36とを備えたロータリー圧縮機において、前記モータ2に連結するモータ側クランク軸42と、シリンダ側クランク軸43とを分割形成し、前記シリンダ側クランク軸43に前記ローラ34内に嵌合する偏心ピン部41を形成し、前記モータ側クランク軸42の前記偏心ピン部41への連結側軸端部に径方向外方に延びる回転伝達部44を形成して、前記偏心ピン部41と、前記回転伝達部44との一方に、径方向外方に延びる長溝45を形成すると共に、他方に長溝45に摺動可能に係合するピン46を突設する一方、前記モータ側クランク軸42の軸心Oを前記シリンダ室30の中心Sに対し、前記圧縮室6が吸入室5よりも小さくなる高圧回転領域側に偏心させていることを特徴とするロータリー圧縮機。
IPC (3件):
F04C 18/356 ,  F04C 29/00 ,  F04C 29/06

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