特許

J-GLOBAL ID：200903045989539751

歯形を有するワークの着座確認方法

発明者： 平井 豊 ,  眞井 茂樹 ,  佐野 正美
出願人/特許権者： トヨタ自動車株式会社 ,  大豊精機株式会社
代理人 (1件)： 大川 宏
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-309113
公開番号（公開出願番号）：特開平8-168939
出願日： 1994年12月13日
公開日（公表日）： 1996年07月02日
要約：

【要約】【目的】歯形を有するワークにおいて、そのワークの厚さ等に多少のバラツキがある場合にも、ワークの着座状態を正確に確認できるワークの着座確認方法を提供する。【構成・作用】基準治具上に熱間鍛造後の歯車を載置し、個々の歯車について基準データを測定する。また、粗歯形の仕上げをするダイス上に歯車を載置し、個々の歯車について着座位置データを測定する。基準データと着座位置データとから歯車のダイスへの着座状態を判定する。これにより個々の歯車の厚さにバラツキがあっても、ダイス上の位相ずれによる着座不良を確認できる。

請求項（抜粋）：

軸と直交する当接面と、該当接面と直交する外周面に歯形が形成された歯部とをもつワークを用意し、該ワークの該当接面と当接可能な被当接面と、該被当接面から凹設され、該ワークの該歯部を挿入可能な凹部をもつ基準治具を用意し、かつ該歯形の位相合わせにより該ワークの該歯部を挿入可能に設けられ、該ワークの加工に供する加工治具とを用意する第1工程と、該基準治具の該凹部に該ワークの該歯部を挿入しつつ該被当接面上に該ワークの該当接面を載置し、該歯部の該歯形の位相を決定するとともに、該ワークの第1特定位置を測定する第2工程と、該加工治具に該ワークを着座させるとともに、該ワークの第2特定位置を測定する第3工程と、該第1特定位置と該第2特定位置とから該ワークの該加工治具への着座状態を判定する第4工程と、からなることを特徴とする歯形を有するワークの着座確認方法。

IPC (4件)：

B23Q 17/00 ,  B21K 1/30 ,  B23F 23/00 ,  B23Q 3/06 304