特許
J-GLOBAL ID:200903045992045751

イオントラップ質量スペクトロメータに使用する質量走査方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 竹内 澄夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-062229
公開番号(公開出願番号):特開平10-069881
出願日: 1997年02月28日
公開日(公表日): 1998年03月10日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】トラップ領域内に分離されたイオンの質量スペクトルを得るために、イオントラップ質量スペクトロメータの内容物の走査方法を改良する。【解決手段】補助RF発生器160及び補助双極RF発生器100により同じ周波数をもつ四重極場及び双極場から成る非対称トラッピング場を発生し、イオントラップの電極形状により更に高次の場成分を導入する。補助四重極場は中心がトラップの機械的中心に位置し、トラッピング場の中心からずれる。補助四重極場及びトラッピング場はトラップ内のイオンに作用する組み合わせ場を形成し、異なる質量のイオンを連続した質量の順序でイオントラップから共鳴的に放出するように電圧により走査する。補助場は、トラッピング場の周波数の2/3で、且つトラッピング場の周波数でフェーズクロックされる周波数をもつようにセットする。
請求項(抜粋):
イオントラップ質量スペクトロメータを使用する方法であって、所望の範囲内の荷電比とする質量を有するイオンが安定してイオントラップ内のイオン蓄積領域内にトラップされ、前記イオン蓄積領域の中心が前記イオントラップの機械的中心からずれるように、同じ周波数を有する四重極場及び双極場から成る非対称トラッピング場をイオントラップ質量スペクトロメータに印加する工程、サンプルを前記イオントラップ質量スペクトロメータへと誘導する工程、前記サンプルをイオン化する工程、組み合わされた場を形成するために補助四重極励起場を前記イオントラップに印加する工程、および前記サンプルイオンに共鳴を起こさせて前記トラップから放出させるために、組み合わされた場を走査する工程、から成る、ところの方法。
IPC (3件):
H01J 49/42 ,  H01J 49/04 ,  G01N 27/62
FI (5件):
H01J 49/42 ,  H01J 49/04 ,  G01N 27/62 E ,  G01N 27/62 K ,  G01N 27/62 L
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭62-037861
  • 特開昭62-037861
  • 特開昭62-037861

前のページに戻る