特許
J-GLOBAL ID:200903045992763247

画像パターンの特異点抽出方式および切り出し方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 澤井 敬史
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-171301
公開番号(公開出願番号):特開平5-233809
出願日: 1991年07月11日
公開日(公表日): 1993年09月10日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 入力画像中の要素パターンの特異点を選択的に抽出する処理、およびその特異点に基づき入力画像から要素パターンのみを含む部分画像を切り出す処理を選択的かつ高速に実行する。【構成】 入力画像Aを画像メモリ手段1に保持、画像操作手段2で入力画像Aの2次元平面上に移動可能な複数個の仮想的物体を白画素上にのみメッシュ状に配置し、かつ、上記2次元平面内の上方向に仮想的場として重力場を設定、配置した全ての仮想的物体について移動処理を行い、累積処理手段3は仮想的物体の停止位置の座標ごとにその仮想的物体の個数を累積し、ソート手段4では個数の多い順に座標を抽出し、要素パターンの特異点座標として出力する。切り出し手段6では上記特異点座標に基づきその特異点座標を出発点として画像メモリ手段の入力画像を参照し、要素パターンの黒画素と周囲の白画素との界面を輪郭トレースし、かつ、外接矩形によって入力画像Aから部分画像Bの切り出し領域を設定し、画像メモリ手段より当該部分画像を読み出して部分画像Bを出力する。
請求項(抜粋):
2次元のデータ配列で表現された入力画像を保持する画像メモリ手段と、該入力画像2次元平面上に移動可能な複数個の仮想的物体を配置し該2次元平面上の面内方向に設けた仮想的場と該入力画像の局所的なデータ値との関係によって該2次元平面上で移動した後に停止している仮想的物体の停止位置の座標を出力する画像操作手段と、該画像操作手段の出力に基づき該仮想的物体の停止位置の座標ごとに該仮想的物体の個数を累積する累積処理手段と、該累積処理手段で座標別に累積した仮想的物体の個数に基づき個数が多い順に座標を抽出するソート手段とで構成したことを特徴とする画像パターンの特異点抽出方式。

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