特許
J-GLOBAL ID:200903045993881200

補機冷却設備及びその運転方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-204847
公開番号(公開出願番号):特開平8-068892
出願日: 1994年08月30日
公開日(公表日): 1996年03月12日
要約:
【要約】【構成】原子炉補機冷却水系統は、1系統あたり2台の原子炉補機冷却水ポンプ1を備え、1系統あたり2基の熱交換器4,5に接続する。補機冷却海水系統は、1系統あたり2台の海水ポンプ3,2基の熱交換器4,5を備える。タービン補機冷却水系統は、3台のタービン補機冷却水ポンプ2を備え、それぞれ別々の安全系区分に属する3基の熱交換器5に接続する。【効果】従来あった熱交換器、海水ポンプの一部を削除することができ、機器員数の低減,これによる保守点検作業量の低減,必要配置スペースの低減,プラントコストが低減できる。
請求項(抜粋):
原子力発電プラントの常用機器および残留熱除去系熱交換器を含む非常用機器を冷却する補機冷却設備であって、施設の安全系の区分毎に独立した複数系統の第1冷却水系統、同じく施設の安全系の区分毎に独立した複数系統の海水系統、および、施設の安全系の区分には属さない少なくとも1系統の第2冷却水系統で構成し、第1冷却水系統は1系統あたり、並列に設置した複数台の冷却水ポンプ、並列に設置した2基以上の海水熱交換器、並列に設置した常用および非常用の冷却対象機器、これらを直列に接続する環状の冷却水配管、弁からなり、海水系統は1系統あたり、並列に設置した複数台の海水ポンプ、同じ安全系区分に属する第1冷却水系統の海水熱交換器に海水を供給する海水配管、弁からなり、第2冷却水系統は、並列に設置した複数台の冷却水ポンプ、常用の冷却対象機器、これらと海水熱交換器を直列に接続する環状の冷却水配管、弁からなるが、第2冷却水系統に接続する海水熱交換器は第1冷却水系統と共用であって、別々の安全系区分の別々の第1冷却水系統に属する並列に設置した2基以上の海水熱交換器である構成としたことを特徴とした補機冷却設備。

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