特許
J-GLOBAL ID:200903045996416738

CVT用動力伝達ベルト

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井上 義雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-292774
公開番号(公開出願番号):特開2000-110892
出願日: 1998年10月01日
公開日(公表日): 2000年04月18日
要約:
【要約】【課題】 動力伝達時における騒音や金属こまの摩耗の抑制等を図ったCVT用動力伝達ベルトを提供する。【解決手段】 金属こま11は、プーリ3のV字溝15(固定シーブ17および移動シーブ19の傾斜面)に当接する円弧状の接触面21を両端に有する胴部23と、胴部23の中央から図2中上方に延設された扁平形状の頭部25とからなっており、胴部23と頭部25との間に各4枚の保持リング13が挿通される左右一対のリング挿通溝27が形成されている。胴部23には、前面の略中央に凸半球形状の凸側係合部31が形成される一方、後面の同位置には凸側係合部31に対応する凹半球形状の凹側係合部33が形成され、これら凸側係合部31と凹側係合部33とが嵌合することで隣接する金属こま11が相互に係合・連結されている。また、接触面21の円弧は、係合部31,33を中心とする円(一点鎖線で示す)の一部となっている。
請求項(抜粋):
一方の面に形成された凸側の係合部と他方の面に形成された凹側の係合部とにより相互に係合・連結された多数枚の金属こまと、これら金属こまに形成された左右一対のリング挿通溝にそれぞれ挿通された複数枚の保持リングとからなり、共にV字溝を有するCVTの駆動側プーリと従動側プーリとの間に掛け渡されて当該両プーリ間での動力の伝達に供される動力伝達ベルトであって、前記金属こまが、前記V字溝に対して円弧状の接触面をもって接触することを特徴とするCVT用動力伝達ベルト。
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開昭64-003349
  • 特開昭64-015554
審査官引用 (2件)
  • 特開昭64-003349
  • 特開昭64-015554

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