特許
J-GLOBAL ID:200903046008055705

歯車研削装置の歯合わせ方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-138542
公開番号(公開出願番号):特開2000-326141
出願日: 1999年05月19日
公開日(公表日): 2000年11月28日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 ネジ状の砥石と被加工歯車の歯合わせを簡単に行なう方法の提供。【解決手段】 砥石3に対し、被加工歯車2を同期回転させる。被加工歯車の回転を増速させ、被加工歯車の1つの歯の左歯面22が砥石のネジの右側面32に接触したことを超音波センサで音で確認し、その接触した際の被加工歯車のm番目の歯の右歯面の被加工歯車のワ-ク軸の中心点oに対する角度(C+)を読み取る。被加工歯車の回転を減速させ、被加工歯車の1つの歯の右歯面23が砥石のネジの左側面31に接触したことを超音波センサで音で確認し、その接触した際の被加工歯車のm番の次のm+1番目の歯の左歯面の被加工歯車のワ-ク軸の中心点oに対する角度(C-)を読み取り、変位角度α=C++C-を算出し、α/2度を歯合せ角度とする。被加工歯車のm番目の歯の右歯面と被加工歯車のワ-ク軸の中心点oと結ぶ直線に対し、被加工歯車のワ-ク軸の中心点oより右側にα/2度回転した位置を前記砥石と被加工歯車の噛み合わせ位置とする。
請求項(抜粋):
ネジ状の砥石が取り付けられた砥石軸とn個の歯を有する被加工歯車が取り付けられたワ-ク軸との回転を別々の駆動モ-タによって同期制御して前記砥石と被加工歯車を噛み合わせて被加工歯車の研削を行うのに際し、?@砥石に対し、被加工歯車を同期回転させる。?A被加工歯車の回転を増速させ、被加工歯車の1つの歯の左歯面が砥石のネジの右側面に接触したことを超音波センサで音で確認し、その接触した際の被加工歯車のm番目(ただし、mは1からnのうちのある正数である。)の歯の右歯面の被加工歯車のワ-ク軸の中心点oに対する角度(C+)を読み取る。?Bついで、被加工歯車の回転を減速させ、被加工歯車の1つの歯の右歯面が砥石のネジの左側面に接触したことを超音波センサで音で確認し、その接触した際の被加工歯車のm番の次のm+1番目の歯の左歯面の被加工歯車のワ-ク軸の中心点oに対する角度(C-)を読み取り、変位角度 C++C-を算出し、この変位角度をα度とし、α/2度を歯合せ角度とする。?C被加工歯車のm番目の歯の右歯面と被加工歯車のワ-ク軸の中心点oと結ぶ直線に対し、被加工歯車のワ-ク軸の中心点oより右側にα/2度回転した位置を前記砥石と被加工歯車の噛み合わせ位置とすることを特徴とする歯車研削装置の歯合わせ方法。

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