特許
J-GLOBAL ID:200903046012090701

自動変速機の作動液過熱防止装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-057105
公開番号(公開出願番号):特開平6-272759
出願日: 1993年03月17日
公開日(公表日): 1994年09月27日
要約:
【要約】【目的】 自動変速機用作動液の過熱を防止するロックアップ制御や、ダウンシフト変速を、車体振動や変速のハンチングを生じない時にのみ実行させる。【構成】 コントローラ14は、センサ15,16で検出したスロットル開度THおよび車速Vに応じ、ソレノイド19,20を介して自動変速機2を好適変速段に投入すると共に、ソレノイド21を介してトルクコンバータ12を適宜ロックアップさせる。コントローラ14は更に、センサ17で検出した作動油温Tが設定値Ts以上であるという条件の他に、スイッチ10をONした定速走行状態であるという条件が満たされた時に初めて、ソレノイド21のONによりトルクコンバータ12をロックアップ状態にしたり、ソレノイド19,20のON,OFF切り換えにより自動変速機2をダウンシフト変速させ、これらにより作動油の過熱を防止する。
請求項(抜粋):
複数の摩擦要素の作動液による選択的液圧作動で、エンジン動力を伝達可能な所定変速段を選択することができ、各変速段に共通な伝動系に、前記作動液を介して動力伝達を行うトルクコンバータを有し、該トルクコンバータを、入出力要素間が直結されたロックアップ状態にし得る自動変速機において、前記作動液の温度が過熱気味を示す温度以上になったのを検知する作動液過熱検知手段と、前記エンジンが定速走行装置により運転されているのを検知する定速走行運転検知手段と、これら手段からの信号に応答して、作動液が過熱気味で且つエンジンが定速走行運転中である時、前記トルクコンバータをロックアップ状態にするか、選択変速段を低速変速段へダウンシフト変速させるかの、少なくとも1つを実行する作動液過熱対策手段とを具えることを特徴とする自動変速機の作動液過熱防止装置。
IPC (3件):
F16H 61/14 ,  F16H 61/12 ,  F16H 59:72

前のページに戻る