特許
J-GLOBAL ID:200903046017173729

冷房冷凍装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-289103
公開番号(公開出願番号):特開平7-139827
出願日: 1993年11月18日
公開日(公表日): 1995年06月02日
要約:
【要約】【目的】 冷房単独運転モード時に冷媒を蒸発圧力調整弁から迂回させることにより冷房用冷媒蒸発器の冷房能力の低下を防止するようにする。【構成】 1つの冷媒圧縮機2に対して冷房用冷媒蒸発器12と冷蔵用冷媒蒸発器20を並列接続した。そして、冷房冷蔵同時運転モード時には、冷房用冷媒蒸発器12の出口より低圧側に蒸発圧力調整弁13を接続して、蒸発圧力調整弁13の絞り作用により冷房用冷媒蒸発器12より冷蔵用冷媒蒸発器20内に多くの冷媒を循環させて冷凍能力を向上させるようにした。また、冷房単独運転モード時には、冷房用冷媒蒸発器12の出口から流出した冷媒ガスを、蒸発圧力調整弁13に対して並列接続された迂回流路14を通過させて、蒸発圧力調整弁13の絞り作用の影響を受けないようにして、冷房用冷媒蒸発器12内に多くの冷媒を循環させて冷房能力を向上させるようにした。
請求項(抜粋):
冷房用膨張弁、冷房用冷媒蒸発器および蒸発圧力調整弁を順に直列接続してなる冷房ユニットと、冷凍用膨張弁および冷凍用冷媒蒸発器を順に直列接続してなる冷凍ユニットと、前記冷房ユニットおよび前記冷凍ユニットの両方に冷媒を循環させる冷房冷凍同時運転モードと前記冷房ユニットのみに冷媒を循環させる冷房単独運転モードとを切り替える切替手段とを備え、冷媒凝縮器の出口と冷媒圧縮機の吸入口との間に、前記冷房ユニットと前記冷凍ユニットを並列接続してなる冷房冷凍装置において、前記冷房ユニットは、前記冷房用冷媒蒸発器の出口と前記冷媒圧縮機の吸入口との間で前記蒸発圧力調整弁に対して並列接続された迂回流路、および冷房単独運転モード時に前記迂回流路を開き、冷房冷凍同時運転モード時に前記迂回流路を閉じる開閉手段を有することを特徴とする冷房冷凍装置。

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