特許
J-GLOBAL ID:200903046018970100

パルス幅変調制御電流形電力変換装置の制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-047381
公開番号(公開出願番号):特開平5-252752
出願日: 1992年03月05日
公開日(公表日): 1993年09月28日
要約:
【要約】【目的】電力変換装置を構成している半導体スイッチ素子の動作頻度を減少させてそのスイッチング損失を低減させ、装置の大形化を抑制する。【構成】第1相と第2相のPWM制御結果から残余相のPWM制御パターンは自動的に定まり、搬送波周波数に比例した回数の電流零期間を生じるべく残余相ブリッジ回路上側スイッチ素子の動作回数が多くなる。そこで電流零期間の幅が所定値よりも小さければ残余相では電流零期間でも電流を通流させ、この通流電流に対応した電流を第1相と第2相とが分担して通流し、残余相ブリッジ回路上側スイッチ素子の動作回数を減少させる。又は前記残余相で電流通流期間を挟んで現れる電流零期間をその前か後の電流零期間に合体するべく移動させ、これに対応して第1相又は第2相の電流通流時期を移動させて残余相ブリッジ回路の上側スイッチ素子の動作回数を減少させる。
請求項(抜粋):
ブリッジ接続した半導体スイッチ素子の3組を並列接続して3相電力変換装置を構成し、3相交流の第1の相と第2の相はそれぞれが正弦波と搬送波との大小関係を比較して別個にパルス幅変調電流を通流させる位相角を求め、残余の相は前記第1相のパルス幅変調電流からこれとは逆極性のパルス幅変調電流を通流させる位相角、及び前記第2相のパルス幅変調電流からこれとは逆極性のパルス幅変調電流を通流させる位相角を求め、これらの位相角に基づいて3相ブリッジ回路を構成している前記各半導体スイッチ素子をオン・オフ動作させ、3相交流と直流との電力変換を行うパルス幅変調制御電流形電力変換装置の制御方法において、前記残余の相の通流電流が零である期間が所定時間よりも短い場合は、この電流零期間でも引き続いて電流を通流させ、且つこれと同じ時期にこの残余相がその電流零期間に通流させる電流とは逆極性の電流を前記第1相と第2相とが分担して通流させるオン・オフ動作を前記各半導体スイッチ素子に行わせることを特徴とするパルス幅変調制御電流形電力変換装置の制御方法。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平2-257913

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