特許
J-GLOBAL ID:200903046020224270

レーダ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮田 金雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-271285
公開番号(公開出願番号):特開2000-098022
出願日: 1998年09月25日
公開日(公表日): 2000年04月07日
要約:
【要約】【課題】 地表面の状態によってサイドローブクラッタの電力レベルが変化した場合、サイドローブディスクリートまたはサイドローブクラッタを除去するために使用するSTCスレッショルドが固定であるため、サイドローブクラッタの電力レベルが低い場合には、小型の真のターゲットの検出感度が劣化し、サイドローブクラッタの電力レベルが高い場合には、フォールスターゲットが検出されやすくなる場合があった。【解決手段】 サイドローブクラッタを含むノイズレベルを検出し、検出したノイズレベルが大きく変化した場合に上記のSTCスレッショルドをアダプティブにオフセット調整する。
請求項(抜粋):
送信機と、上記送信機からの送信信号を空間に放出するとともに、目標からの反射波を受信するアンテナと、上記アンテナが受信した受信信号を増幅し、所定の周波数帯に周波数変換する受信機と、上記受信機から入力された受信信号の中からメインビームクラッタを取り除いて出力するクラッタキャンセラ、上記クラッタキャンセラから入力された受信信号に対して周波数分析を行う周波数分析器、上記周波数分析器から出力された周波数分析された受信信号に対して目標信号を検出し、検出した目標信号の距離を確定する目標検出器、上記目標検出器において検出された信号の中からサイドローブディスクリート等のフォールスターゲットを除去し、真の目標を抽出するSTC(Sensitivity Time Control)処理器とを有する信号処理器とを備え、また上記STC処理器は、上記目標検出器において検出された信号の有無を各レンジゲート毎に記憶する第1のコリレータ、上記目標検出器の検出した信号の中からSTCスレッショルドを超える信号をのみを抽出するSTC発生器、上記STC発生器が検出した信号の有無を各レンジゲート毎に記憶する第2のコリレータ、上記第1のコリレータ及び上記第2のコリレータの各レンジゲート毎に記憶されている信号の有無を比較し、比較結果を出力するブランキング回路、上記ブランキング回路から出力された第1のコリレータ及び第2のコリレータの各レンジゲート毎の信号の有無の比較結果により、第1のコリレータ及び第2のコリレータの両方に信号が存在しないレンジゲートから信号の記憶を削除して、それ以外の各レンジゲートの信号データを保持する第3のコリレータとを備えたレーダ装置において、上記周波数分析器からの出力を用いて、サイドローブクラッタの電力レベルを検出するノイズレベル検出器と、上記ノイズレベル検出器からの出力をモニタし、あらかじめ各ノイズレベルに対して記憶されているSTCスレッショルドレベルのオフセットレベルを上記ノイズレベル検出器のノイズレベルに応じて、上記STC発生器に対して出力するSTCレベル調整器とを備えたことを特徴とするレーダ装置。
IPC (2件):
G01S 7/34 ,  G01S 13/02
FI (2件):
G01S 7/34 A ,  G01S 13/02
Fターム (17件):
5J070AC02 ,  5J070AC03 ,  5J070AE07 ,  5J070AF06 ,  5J070AH04 ,  5J070AH12 ,  5J070AH14 ,  5J070AH25 ,  5J070AH33 ,  5J070AJ14 ,  5J070AK08 ,  5J070AK17 ,  5J070AK18 ,  5J070AK28 ,  5J070AK33 ,  5J070AL02 ,  5J070BA01

前のページに戻る