特許
J-GLOBAL ID:200903046023874720

膜を用いた水処理における運転制御法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 篠部 正治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-177884
公開番号(公開出願番号):特開平11-019485
出願日: 1997年07月03日
公開日(公表日): 1999年01月26日
要約:
【要約】【課題】膜を用いる水処理装置では、長期間運転でおこる膜の目詰まりなどによるろ過性能の低下を、洗浄により回復している。膜には物理洗浄法と薬品洗浄法があるが、薬品洗浄は洗浄作業が必要で膜材料の劣化にも関連するために回数を減らすことが望ましい。また物理洗浄は頻度を増やすと処理水を使うために回収率が低下する。本発明はこれらの問題解決を目的として、薬品洗浄の回数を少なくできる効率的な物理洗浄を行える方法を提供することにある。【解決手段】被処理水の汚濁物質を膜でろ過した後に、ろ過水で逆圧水洗浄する物理洗浄法で、前の1サイクルで増加した膜差圧よりも、洗浄によって回復する膜差圧の方が大きくなるように、洗浄時間を長く選定するか、洗浄水の操作圧力を大きく選定するかして運転制御することにより解決できる。
請求項(抜粋):
被処理水の汚濁物質を膜によりろ過した後、ろ過水を用いて逆圧水洗浄する方法において、ろ過時の膜差圧の測定値に応じて、逆圧水洗浄の洗浄時間を制御することを特徴とする、膜を用いた水処理における運転制御法。

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