特許
J-GLOBAL ID:200903046030199524
RNAウイルス検出用指示細胞系及びそれを使用した方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
伊東 忠彦 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-517488
公開番号(公開出願番号):特表平9-506776
出願日: 1994年12月20日
公開日(公表日): 1997年07月08日
要約:
【要約】検体中のRNAウイルスの存在を検出するための細胞系及び方法が開示されている。細胞系はプロモーターに遺伝子操作により連結された構造欠損RNAウイルスゲノムのcDNAの転写を進行させることができる細胞のDNA依存RNAポリメラーゼにより認識可能なプロモーターを含むDNA分子によって安定に形質転換されている。cDNAは選択されたリポーター遺伝子生成物を符号化している構造暗号配列を含有する。DNA依存RNAポリメラーゼによって転写されたRNA分子は、次にリポーター遺伝子生成物に翻訳されるリポーター遺伝子を含有するRNAの複製の増加を引き起こすのに必要なトランス作用性酵素を提供する活性な関連ウイルスが提供される場合を除いて細胞中のリポーター遺伝子の翻訳を起こすことができない。検体を細胞系と共に培養してリポーター遺伝子の発現をアッセイすることにより検体中のRNAウイルスを検出するという本発明の細胞系を利用した方法並びに細胞の供給及びリポーター遺伝子生成物の検出に必要な試薬の供給を含むキットもまた提供される。
請求項(抜粋):
DNA分子により安定に形質転換された哺乳類細胞を供給し(該DNA分子は哺乳類細胞中でRNA分子への転写を起こすことができ操作によりそこに連結されたヌクレオチド配列であるプロモーター及び該プロモーターに操作により連結された構造欠損RNAウイルスゲノムのcDNAを含有し、該cDNAはリポーター遺伝子を有する転写されたRNA分子が複製され該リポーター遺伝子が活性ウイルスの存在下でのみ翻訳されるように選択されたリポーター遺伝子生成物を符号化している構造暗号配列を含有している)、 RNAウイルスを含有すると思われる検体を上記哺乳類細胞と共にRNAウイルスが複製するのに充分な時間培養し、そして RNAウイルスの存在を示す上記リポーター遺伝子生成物の発現を上記検体中で検出することを含む検体中のRNAウイルスの検出方法。
IPC (6件):
C12N 15/09
, C12N 5/10
, C12Q 1/34
, C12Q 1/66
, C12Q 1/70
, G01N 33/569
FI (6件):
C12N 15/00 A
, C12Q 1/34
, C12Q 1/66
, C12Q 1/70
, G01N 33/569 H
, C12N 5/00 B
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