特許

J-GLOBAL ID：200903046043738351

サーマルプリントヘッド用ドライバ

発明者： 小林 一雄
出願人/特許権者： 株式会社東芝
代理人 (1件)： 須山 佐一
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-000318
公開番号（公開出願番号）：特開平6-198939
出願日： 1993年01月05日
公開日（公表日）： 1994年07月19日
要約：

【要約】【目的】 駆動回路の構造を煩雑なものとすることなく、簡易な駆動回路構成によって、前ラインや隣り合う画素どうしの間などで発生する画潰れの問題を解消して印字の高精細化、高速化を実現したサーマルプリントヘッド用ドライバを提供する。【構成】 タイミング制御回路9は、隣り合う発熱素子1が同時に発熱しないように、 1画素おき、 3画素おきといったビット単位の時分割駆動を行なう。しかもそのようなタイミング制御を一つのストローブ信号入力に基づいて一つのタイミング制御回路9で行なうようにしているので、ドライバ13の構造を簡易で低廉なものとしながらも画潰れの問題を解消することができる。

請求項（抜粋）：

複数個の発熱素子が一列に列設されたサーマルプリントヘッドを駆動するサーマルプリントヘッド用ドライバであって、連続して入力された画像情報を転送するシフトレジスタと、前記発熱素子を駆動する駆動素子と、該駆動素子の個数と同数の画像情報を記録するラッチ回路と、前記発熱素子に供給する電流の通電時間を制御するストローブ回路と、前記発熱素子に供給する電流を制御するパワー素子とを有するサーマルプリントヘッド用ドライバにおいて、前記ストローブ回路から入力された 1系統のストローブ信号により隣り合う前記発熱素子に略同時に電流が通電することを避けて 2系統以上に前記発熱素子が区分され前記パワー素子が電気的に接続されていることを特徴とするサーマルプリントヘッド用ドライバ。