特許
J-GLOBAL ID:200903046046987450

多数決ニューロン回路および多層ニューラル・ネットワーク・システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加古 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-129319
公開番号(公開出願番号):特開2000-322401
出願日: 1999年05月10日
公開日(公表日): 2000年11月24日
要約:
【要約】【課題】ニューロン回路は刺激と抑制のパルスの数を考慮にいれ、サンプル数を変化させることにより非線形関数の特性を変化させることができるニューロン・ユニットの構成【解決手段】パルス計数回路112および114は、刺激パルスNE(i)の数と抑制パルスNi(i)の数を数える。パルス計数回路112および114で計数されたこれらのパルスの数の差D(i)は、加算回路122で計算される。過去のS個のサンプルの差D(i)がレジスタR140内に累積され、レジスタR140の内容が0より大きいときに、レジスタR140から出力が生成される。遅延回路130および加算回路124で、移動平均を演算することとほぼ同じ働きを行うことにより、調整可能な非線形関数を実現している。遅延回路130に示したパラメータSは遅延を示している。これにより低域フィルタとして動作することになる。非線形関数は、パラメータSにより変えることが可能である。
請求項(抜粋):
活性化パルスおよび抑制パルスをそれぞれ計数する活性化計数回路および抑制パルス計数回路と、前記活性化計数回路および抑制パルス計数回路に結合され、前記活性化計数回路および抑制パルス計数回路の差をとる加算回路と、前記差を入力して、過去Sサンプルについて前記差を累積し、累積値が0以上となったときに、パルス信号を出力する累積回路とを有することを特徴とする多数決ニューロン回路。

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