特許
J-GLOBAL ID:200903046048531216

除振台の地動外乱制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 義明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-093477
公開番号(公開出願番号):特開平5-263868
出願日: 1992年03月18日
公開日(公表日): 1993年10月12日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 従来のスカイフック系における振動制御技術では困難であった地動外乱の積極的制御方法を提供する。【構成】 能動アクチュエータに既知の信号を入力し、この時の被制振体Tの振動応答を出力センサSで検出してその出力データPeを演算装置に取り込んで、その入出力関係の逆を与えるシステムを演算すると共に、被制振体に地動外乱だけが作用する状態において被制振体の振動を出力センサから取り出して地動外乱に関する地動センサと出力センサとの入出力関係を求め、前記逆システムに前記入出力関係のデータを掛け合わせて求めた特性を出力相殺用フィルタHfとして構成し、この出力相殺用フィルタに地動センサの出力を掛け、更にこれを反転したフィードフォワード制御信号を演算装置にて生成させ、これを能動アクチュエータに入力して地動外乱に起因する振動を出力相殺によってキャンセルする。
請求項(抜粋):
制振対象である被制振体と、被制振体を能動的に制振するための能動アクチュエータと、被制振体の振動を検出するための出力センサと、能動アクチュエータを設置した設置構造体の振動を検出するための地動センサとで構成された除振台の地動外乱制御方法において、能動アクチュエータに既知の信号を入力し、この時の被制振体の振動応答を前記出力センサで検出してその出力データを演算装置に取り込み、演算装置にてその入出力関係の逆を与えるシステムを演算すると共に被制振体に能動外乱だけが作用する状態において地動外乱に起因する被制振体の振動を出力センサから取り出して地動外乱に関する地動センサと出力センサとの入出力関係を求め、前記逆システムに前記入出力関係のデータを掛け合わせて求めた特性を出力相殺用フィルタとして構成し、この出力相殺用フィルタに地動センサの出力を掛け、更にこれを反転したフィードフォワード制御信号を生成させ、これを能動アクチュエータに入力して地動外乱に起因する振動を出力相殺によってキャンセルする事を特徴とする除振台の地動外乱制御方法。
IPC (3件):
F16F 15/02 ,  G05B 11/32 ,  G05D 19/02
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭64-083742

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