特許
J-GLOBAL ID:200903046049440699

固形有機廃棄物の処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 薄田 利幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-100659
公開番号(公開出願番号):特開平6-304542
出願日: 1993年04月27日
公開日(公表日): 1994年11月01日
要約:
【要約】【目的】悪臭や多量の水蒸気を周囲にまき散らさず、かつ水分調整材としてのおが屑やもみ殻等の添加を必要とせず、またいつでも厨芥の投入が可能な、高速、高分解率の固形有機廃棄物の処理装置を提供する。【構成】箱形の処理槽1を上、下2段に設けると共に、この外側に空気を取り入れる空気取り入れ管4と、空気を処理槽内に戻す空気戻し管5とを設け、これらに連結する熱交換器6と、この熱交換器に外気を吸い込んで送風する送風手段7とを設け、処理槽内を発酵に必要な例えば50〜80°Cに保つように構成し、前記空気戻し管5の途中に、処理槽1内の空気を熱交換器6に循環させる循環ファン14を設けたことを特徴とする。【効果】生ごみに含まれている約80%といわれる水分が効率良く連続的に除去されると共に、発酵の際発生する臭気は排出前に脱臭され、かつ処理槽内で好気性発酵が維持される。
請求項(抜粋):
少なくとも?@固形有機廃棄物の投入口を有する破砕部と、破砕された被処理物を好気性菌種存在下で、十分に発酵させることのできる一定の処理温度に保持された処理部とを備えた処理槽と、?A前記処理槽の破砕部側から槽内の水蒸気を含む気体を熱交換器を介して前記処理槽の処理部側に戻し、処理槽内と熱交換器内を循環させる気体循環手段と、?B前記処理槽内の好気性菌による発酵処理で消費される量に相当する空気を外部から取り入れるために前記熱交換器の高温側に配設された空気取り入れ口と、?C前記熱交換器の低温側から熱交換された気体を処理槽側に戻す経路上に、脱臭連絡管を分岐、接続し、脱臭槽を介して前記空気取り入れ口で取り入れた空気量に相当する気体を脱臭処理し、外部に排気する脱臭処理手段と、?D前記処理槽で処理された処理物を回収するストッカーとを具備して成る固形有機廃棄物の処理装置。
IPC (3件):
B09B 3/00 ZAB ,  C05F 9/02 ,  C02F 11/02
引用特許:
審査官引用 (7件)
  • 特開平3-221183
  • 特開平4-040274
  • 特公昭62-043759
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