特許
J-GLOBAL ID:200903046049597679

アンチスキッド制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-108304
公開番号(公開出願番号):特開平6-321081
出願日: 1993年05月10日
公開日(公表日): 1994年11月22日
要約:
【要約】【目的】 車輪のスリップ状態に応じて増圧モード中のデューティ比を常に変更するタイプでありながら、運転者のペダル踏力によらず、増圧モードでの総増圧量を適正値に近づけ、増圧の過不足によるハンチングや制動距離悪化を防ぐ。【構成】 N<NTの時は、今回サイクルの増圧パルス幅T3 (n)を前回サイクルでの増圧パルス幅T3 (n-1)より小さく補正する。補正前の状態に対し、1回の増圧パルスでの増圧量が小さくなるため、補正後のサイクルにおける増圧パルス数Nが前サイクルの増圧パルス数Nより増え目標パルス数NTに近づく。逆にN>NTの時は、今回の増圧パルス幅T3 (n)を前回の増圧パルス幅T3 (n-1)より大きく補正する。補正前に対し1回の増圧パルスでの増圧量が大きくなるため、補正後のサイクルにおける増圧パルス数Nが前サイクルの増圧パルス数Nより減り目標パルス数NTに近づく。
請求項(抜粋):
制動時の車輪のスリップ状態を適正な状態に維持すべく、車輪のブレーキ圧力を増加、減少させるものであり、ブレーキ圧力の緩増圧は、増圧と保持とを交互に繰り返すことによって行われるアンチスキッド制御装置において、前回の緩増圧モードにおける増圧パルスの出力状況に応じて、少なくとも今回の緩増圧モードでの増圧パルス幅を補正する増圧パルス幅補正手段を設け、該増圧パルス幅補正手段は、前回の緩増圧モードにおける補正前の増圧パルス幅の合計時間が予め設定された目標時間と異なる場合には、少なくとも今回の緩増圧モードでの増圧パルス幅の補正量を、補正前の増圧パルス幅の合計時間が前記目標時間に近づく向きに変更することを特徴とするアンチスキッド制御装置。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平2-158450
  • 特開平1-114564
  • 特開平4-345567

前のページに戻る