特許
J-GLOBAL ID:200903046059013209

固定周期のカウンタ及びメモリを用いたダイナミックポーリング方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山川 政樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-291077
公開番号(公開出願番号):特開平8-149151
出願日: 1994年11月25日
公開日(公表日): 1996年06月07日
要約:
【要約】【目的】 運用中に局内装置側で各加入者装置からの送信バースト信号の帯域をダイナミックに増減可能とする。【構成】 加入者装置番号情報Bが第1のメモリ4のポーリング位置に対応したアドレスに記憶されると、比較回路5は動作開始信号Cの入力に基づきデータを読出し、カウンタ2からの同期信号に同期して調停回路6へポーリング要求として出力すると共に、調停回路では各比較回路の出力の調停を行い、二重化された第2のメモリ7のうち指定信号Dに応じたメモリに書き込む一方、切替回路8は選択信号Fに応じたメモリを選択してデータを読出しポーリング要求信号Iとして加入者装置へ出力する。この結果、各加入者装置からのバースト信号を衝突させずに、かつこの信号の帯域を運用中に増減することができる。
請求項(抜粋):
伝送路に配設されたスターカプラを介し局内装置と複数の加入者装置とが局内装置から加入者装置への下り方向は連続信号、加入者装置から局内装置への上り方向はバースト信号の双方向通信を行うパッシブダブルスター伝送システムにおいて、局内装置に接続されている加入者装置の数を認識すると共に伝送路上における局内装置の各加入者装置に対するポーリング間隔を設定するポーリング制御回路と、ポーリング制御回路からの初期値設定信号を入力して周期信号を生成するカウンタと、各加入者装置に対応して設けられポーリング制御回路からの加入者装置番号情報をポーリング位置に対応したアドレスに記憶する複数の第1のメモリと、複数の第1のメモリに対応して設けられポーリング制御回路からの動作開始信号の入力に基づき第1のメモリ内の加入者装置番号情報を示すデータを読み出すと共に、読み出したデータを前記同期信号に同期してポーリング要求として出力する複数の比較回路と、二重化された第2のメモリと、前記動作開始信号を入力した時に各比較回路から出力されるポーリング要求を調停すると共に、この調停データを前記二重化された第2のメモリのうちポーリング制御回路からのメモリアドレス指定信号により指定されたメモリに書き込む調停回路と、前記二重化された第2のメモリのうちポーリング制御回路からのメモリ選択信号に応じたメモリを選択してデータを読み出しポーリング要求信号として加入者装置へ出力する切替回路とを局内装置に備え、システム運用中に各加入者装置から送信されるバースト信号の帯域を増減可能とすることを特徴とする固定周期のカウンタ及びメモリを用いたダイナミックポーリング方式。

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