特許
J-GLOBAL ID:200903046061002605

コンデンサ・スタッド溶植機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 磯野 道造
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-082692
公開番号(公開出願番号):特開平9-271961
出願日: 1996年04月04日
公開日(公表日): 1997年10月21日
要約:
【要約】【課題】コンデンサを配備した直流供給回路によるコンデンサ・スタッド溶植に先駆けて、並列した他の直流供給回路の半波整流の電流の出力負荷に伴う被溶植母材若しくは被溶植係合金具の加熱を行うことにより、被溶植母材若しくは被溶植係合金具の表面に付着する酸化皮膜等の絶縁物の炭化が図られるために、多量の火花の発生や爆発状態の防止が可能となり、従って、被溶植母材に損傷を生じさせることなくスタッド溶植処理を可能とするコンデンサ・スタッド溶植機の提供を課題とする。【解決手段】交流電流を半波整流した電流の出力負荷により被溶植母材と被溶植係合金具を加熱し、この被溶植母材等の表面に付着する絶縁物の炭化を図る直流供給回路と、タイミング回路の制御に基づくスイッチング素子の作動制御によって、被溶植母材等の表面の絶縁物の除去が図られた後の被溶植母材等をコンデンサによる直流放電の電流負荷により「焼け」による損傷のないスタッド溶植を図る複数の直流供給回路からなることを解決手段とする。
請求項(抜粋):
電源トランスの二次側の整流回路によって発生した直流電流によりスタッド溶植を行うコンデンサ・スタッド溶植機であって、供給電源からの交流電流を電源トランス二次側で整流しコンデンサに充電した後に直流放電電流を出力端子に供給する第一直流供給回路を有するとともに、前記電源トランス二次側で前記第一直流供給回路と並列する第二直流供給回路を有するコンデンサ・スタッド溶植機において、前記第一直流出力回路の出力端に接続する前記第二直流供給回路は、交流電流を半波整流した直流出力負荷によって被溶植母材および被溶植係合金具を加熱して被溶植母材若しくは被溶植係合金具の表面に付着する酸化皮膜等の絶縁物の炭化を図り、前記第一直流供給回路は、タイミング回路の制御に基づくスイッチング素子の作動制御によって、前記第二直流供給回路からの直流出力により酸化皮膜等の絶縁物の炭化が図られた後の被溶植母材および被溶植係合金具への直流放電電流の負荷を図る回路を有することを特徴とする、コンデンサ・スタッド溶植機。
IPC (4件):
B23K 11/26 ,  B21D 1/06 ,  B23K 11/00 530 ,  B23K 9/20
FI (4件):
B23K 11/26 ,  B21D 1/06 B ,  B23K 11/00 530 ,  B23K 9/20 G

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