特許
J-GLOBAL ID:200903046065588345

通話音声処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-065821
公開番号(公開出願番号):特開2003-264627
出願日: 2002年03月11日
公開日(公表日): 2003年09月19日
要約:
【要約】【課題】エコーと周囲騒音による通話音声の不明瞭化を効率的に抑止する。【解決手段】周波数ゲイン調整部1222は、音声調整部122から出力される受話信号に対して周波数帯域毎のゲインを調整し、出力アンプ1223を介してスピーカ2からを車内空間に出力する。マイクロフォン3は、車内空間の音声をピックアップし送話信号として加算器112に送る。加算器112は、入力する送話信号を、当該送話信号から推定エコー算出部111で算出された推定エコー信号を減算してエコーキャンセル後の送話信号として、電話機インタフェース装置4に出力する。ラウドネス補償制御部121は、推定エコー信号をユーザに与えれらる受話音声、エコーキャンセル後の送話信号をユーザの周囲騒音として、ユーザが受話音声を聞き取り易くなるような各周波数帯域毎のゲイン調整量を求め、周波数ゲイン調整部1222に設定する。
請求項(抜粋):
音声通信端末の通話音声を処理する通話音声処理装置であって、前記音声通信端末が受信した受話音声のラウドネス補償を行うラウドネス補償手段と前記ラウドネス補償手段がラウドネス補償を行った受話音声を出力するスピーカと、音声を入力するマイクロフォンと、マイクロフォンから入力する音声に含まれる受話音声のエコーをキャンセルし、前記音声通信端末が送信する送話音声とするエコーキャンセル手段とを有し、前記エコーキャンセル手段は、マイクロフォンから入力する音声に含まれる受話音声のエコーの推定値を推定エコー音声として算出する推定エコー算出手段と、マイクロフォンから入力する音声から前記推定エコー算出手段が算出した推定エコー音声を減算して、前記送話音声とする減算手段とを有し、前記ラウドネス補償手段は、前記推定エコー算出手段が算出した推定エコー音声と前記送話音声とに応じて、前記受話音声のゲイン調整を行うことを特徴とする通話音声処理装置。
Fターム (7件):
5K027AA11 ,  5K027BB03 ,  5K027BB07 ,  5K027DD10 ,  5K027DD16 ,  5K027DD18 ,  5K027HH03
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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