特許
J-GLOBAL ID:200903046067600237

「生体電気信号における外来交流雑音除去方式」

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-082101
公開番号(公開出願番号):特開2003-235823
出願日: 2002年02月15日
公開日(公表日): 2003年08月26日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】医療装置では、同相雑音を除去するために、高い同相信号除去比と高入力インピーダンスを持つ差動増幅回路が用いられる。例えば交流雑音は電極装着状態の不均一性や、対象となる生体自体の持つインピーダンスにより各計測部位に混入する。混入する交流雑音は厳密に同電位・同位相ではないため、測定結果に大きな交流雑音として表れる。【解決手段】+入力信号と、-入力信号をそれぞれ、高入力インピーダンス増幅器で受け、それら二つの出力の振幅比、位相差をそれぞれ、増幅比変更部、位相変更部で調整する。減算部では両者の差分を求める。交流雑音周波数を既知とし、減算部の出力におけるこの周波数の成分を雑音成分抽出部で求め、この雑音成分が最小となるように増幅比、位相差をそれぞれ増幅比・位相制御部で決定し、増幅度分配部、位相分配部を介してそれぞれの変更部に入力することにより、減算部の出力から交流雑音を除去する。
請求項(抜粋):
高入力インピーダンスを持つ二つの前置増幅器からなる入力部でプラス側入力信号及びマイナス側入力信号を受け,その二つの出力に対して増幅度の比を変更可能な増幅器の対をもつ増幅比変更部と、位相差を変更可能な位相推移器の対からなる位相変更部のいずれか、あるいは両方を備え、さらに、それらの後にプラス側、マイナス側の信号間の減算を行う減算部を持ち、増幅度比及び位相のいずれか、あるいは両方を自動的に変更する事で交流雑音成分の最小化を行う制御部分を備えた生体信号取得方式。
IPC (3件):
A61B 5/0476 ,  A61B 5/0428 ,  H03G 3/30
FI (3件):
H03G 3/30 D ,  A61B 5/04 320 B ,  A61B 5/04 310 B
Fターム (10件):
4C027AA02 ,  4C027AA03 ,  4C027AA04 ,  4C027CC01 ,  5J100JA03 ,  5J100LA05 ,  5J100MA00 ,  5J100QA01 ,  5J100QA02 ,  5J100SA00

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