特許
J-GLOBAL ID:200903046068294679

鉄道車両用制輪子の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 直樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-254532
公開番号(公開出願番号):特開平11-141583
出願日: 1996年07月12日
公開日(公表日): 1999年05月25日
要約:
【要約】【課題】 製造が容易で量産性に優れており、製造コストも低減できる。また、セラミックスブロック等からなる制動ブロックが実質的に均一に分散しているので熱亀裂もなく、制動性に優れている鉄道車両用制輪子を製造できる。【解決手段】 下鋳型12内にバックメタル3を配置し、無数の連通気孔4Aが実質的に均一に形成されているセラミックスブロック4を該バックメタル3上に配置し、制動摩擦面形成部13Aを有する上鋳型13を下鋳型12に衝合して制輪子本体成形鋳型11を構成する。該鋳型11内に溶融鋳鉄を注湯し、セラミックスブロック4を比重差により制動摩擦面形成部13Aまで浮上させてその一面を制動摩擦面形成部13Aに当接させると共に、連通気孔4A内を含む全体を鋳ぐるんだ状態の制輪子本体2を成形する。
請求項(抜粋):
下鋳型内にバックメタルを配置し、複数の空隙が実質的に均一に形成されている制動ブロックを該バックメタル上に配置し、制動摩擦面成形面を有する上鋳型を前記下鋳型に衝合して制輪子本体成形鋳型を構成し、該鋳型内に溶融鋳鉄を注湯することにより、前記制動ブロックを比重差により前記制動摩擦面形成面まで浮上させてその一面を該制動摩擦面形成面に当接させると共に、前記連通空隙内を含む全体を鋳ぐるんだ状態で制輪子本体を成形するようにしてなる鉄道車両用制輪子の製造方法。
IPC (3件):
F16D 65/06 ,  F16D 69/02 ,  F16D 69/04
FI (3件):
F16D 65/06 J ,  F16D 69/02 B ,  F16D 69/04 Z

前のページに戻る