特許
J-GLOBAL ID:200903046069380544
補助動力アシスト式自転車
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
波多野 久 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-195587
公開番号(公開出願番号):特開平9-039874
出願日: 1995年07月31日
公開日(公表日): 1997年02月10日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】電動モータの補助動力によるアシスト比を正確に1対1または任意の比率に制御可能にし、コンパクト化と生産性耐久性を向上させる。【解決手段】合力装置87を、クランク軸33に軸支されて駆動輪側にペダル踏力および補助動力の合力を伝達する出力回転部材100 と、軸方向移動手段(ボールスプライン121 )を介して回転一体に、かつ軸方向には移動自在に設けられた合力回転部材116 と、ペダル踏力および補助動力を伝達すると同時に2つのスラスト分力を作用させるトルクカム125,126 と、合力回転部材116 を軸方向移動範囲の中立位置Dに保つコイルスプリング131,132 とを備え、合力回転部材116 の移動方向および移動量を検出する位置センサ134と、入力に基づいて上記2つのスラスト分力の強度差を検知し、0および任意にするべく電動モータ56の制御装置とを備える。
請求項(抜粋):
ペダル踏力により回転駆動されるクランク軸33と、補助動力を発生する電動モータ56と、上記ペダル踏力および補助動力を合成し、その合力を駆動輪側に出力する合力装置87とを備えた補助動力アシスト式自転車において、合力装置87を、クランク軸33に軸支されて駆動輪側にペダル踏力および補助動力の合力を伝達する出力回転部材100 と、この出力回転部材100 に軸方向移動手段(ボールスプライン121 )を介して回転一体に、かつ軸方向には移動自在に設けられた合力回転部材116 と、ペダル踏力Pおよび補助動力Mを合力回転部材116 に伝達すると同時にペダル踏力Pおよび補助動力Mに比例する強度を持つ2つのスラスト分力p,mをクランク軸33の軸方向に沿って合力回転部材116 の両側から作用させる分力発生手段(トルクカム125,126 )と、合力回転部材116 を軸方向移動範囲の中立位置Dに保つ付勢手段(コイルスプリング131,132 )とを備えて構成し、上記付勢手段を上記分力発生手段よりも径方向の内周側に配置するとともに、上記2つのスラスト分力p,mを受けて軸方向に移動する合力回転部材116 の中立位置Dからの移動方向および移動量を検出する移動検出手段(位置センサ134 )と、この移動検出手段からの入力に基づいて上記2つのスラスト分力p,mの強度差を検知し、この強度差を0および任意の強度差にするべく電動モータ56の出力を制御する制御装置43とを備えて構成したことを特徴とする補助動力アシスト式自転車。
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