特許
J-GLOBAL ID:200903046069856220
ポリフェニレンサルファイド繊維の製造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-069515
公開番号(公開出願番号):特開2001-262436
出願日: 2000年03月13日
公開日(公表日): 2001年09月26日
要約:
【要約】【課題】耐熱性や耐薬品性を維持すると共に、高強度・高タフネスの特性を備、毛羽が少なく、品位の優れた基布を与えるPPS繊維を高い生産効率、かつ高収率で製造する方法の提供。【解決手段】PPS繊維を直接紡糸延伸法にて製造するに際し、メルトフローレート100〜600のPPSからなるポリマペレットを、ポリマ温度が295〜320°Cとなるように溶融し、孔径D0.1〜0.6mmで、孔長Lと孔径Dの比L/D2.5以上の口金孔を通して紡糸し、紡糸糸条が通過する口金面から10cm下における雰囲気温度を250°C以下とし、冷却された紡糸糸条に水系油剤を付与して、この未延伸糸条を引き取り、直ちに延伸工程に移行させて、特定倍率で1次延伸を行ない、引き続き特定倍率で2次延伸を行なうか、またはさらに特定倍率で3次延伸を行ない、続いて延伸糸条を巻き取ることを特徴とするPPS繊維の製造方法。
請求項(抜粋):
ポリフェニレンサルファイド繊維を直接紡糸延伸法にて製造するに際し、(イ)メルトフローレート(MFR)が100〜600のポリフェニレンサルファイドからなるポリマペレットを、ポリマ温度が295〜320°Cとなるように溶融し、(ロ)孔径(D)が0.1〜0.6mmで、孔長(L)と孔径(D)の比(L/D)が2.5以上の口金孔を通して紡糸し、(ハ)紡糸糸条が通過する口金面から10cm下における雰囲気温度を250°C以下とし、(ニ)次いで、冷却された紡糸糸条に水系油剤を付与して、この未延伸糸条を引き取りロールで引き取り、(ホ)引き取った糸条を直ちに延伸工程に移行させて、1.1〜1.5倍の1次延伸を行ない、引き続き2.0〜4.0倍の2次延伸を行なうか、または1.1〜1.5倍の1次延伸を行ない、引き続き2.0〜3.5倍の2次延伸を行った後、さらに1.01〜1.2倍の3次延伸を行ない、(ヘ)続いて延伸糸条を巻き取ることを特徴とするポリフェニレンサルファイド繊維の製造方法。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (22件):
4L035AA06
, 4L035AA09
, 4L035BB33
, 4L035BB36
, 4L035BB54
, 4L035BB56
, 4L035BB59
, 4L035BB61
, 4L035BB81
, 4L035BB93
, 4L035CC03
, 4L035CC07
, 4L035EE01
, 4L035EE08
, 4L035EE20
, 4L035FF01
, 4L035HH10
, 4L035MF02
, 4L045AA05
, 4L045CB08
, 4L045CB17
, 4L045DA19
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