特許
J-GLOBAL ID:200903046071326085

定数領域割り付け処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小笠原 吉義 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-008166
公開番号(公開出願番号):特開平5-197565
出願日: 1992年01月21日
公開日(公表日): 1993年08月06日
要約:
【要約】【目的】ソースプログラムをオブジェクトプログラムに翻訳するコンパイラにおける定数領域割り付け処理方法に関し,定数を利用した処理を行う際の主記憶参照および更新の回数を削減し,翻訳結果の高速化を実現することを目的とする。【構成】プログラム情報を参照して,プログラム中の定数を利用する個所を抽出し(P1),定数を利用する個所におけるアライメント条件を調べる(P2)。同一の定数を異なるアライメント条件のもとに複数個所で利用していれば,その定数をその複数個所分だけ複製する(P3)。そして,定数の割り付けを位置を,定数を利用する先のアライメント条件に従って変更する(P4)。こうして,各定数の割り付け領域をターゲットとなる計算機のアライメント条件に合わせ,各定数の参照に必要な命令数を少なくする最適化を行う。
請求項(抜粋):
ソースプログラムをオブジェクトプログラムに翻訳するコンパイラにおける定数領域割り付け処理方法において,プログラム情報を参照して,プログラム中の定数を利用する個所を抽出する過程(P1)と,定数を利用する個所におけるアライメント条件を調べる過程(P2)と,同一の定数を異なるアライメント条件のもとに複数個所で利用しているとき,その定数をその複数個所分だけ複製する過程(P3)と,定数の割り付け位置を,定数を利用する先のアライメント条件に従って変更する過程(P4)とを備え,各定数の割り付け領域を,ターゲットとなる計算機によって決定されるアライメント条件に合わせ,各定数の参照に必要な命令数を少なくする最適化を行うことを特徴とする定数領域割り付け処理方法。

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