特許
J-GLOBAL ID:200903046089127705

キャップ付き抵抗器の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石井 暁夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-093312
公開番号(公開出願番号):特開平6-310313
出願日: 1993年04月20日
公開日(公表日): 1994年11月04日
要約:
【要約】【目的】キャップ付き抵抗器における素子の部分及び両キャップの外周面に、粉末塗料を塗装することによって保護膜を形成するにおいて、抵抗器が中膨れ状になったり、保護膜にピンホールが発生したりすることを防止して、外観の向上と性能アップとを図る。【構成】粉末塗料Bを塗布する工程に先立って、素子R1の外周面のみに高粘度の粘着剤5を塗布すると共に、低粘度の粘着剤7を、少なくとも両キャップR3の外周面全体と一部素子R1に広がるように塗布する。全体が粘着剤5,7で覆われれているため、保護膜R4を均一な厚さに形成して、中膨れ状になることを防止できる。両キャップR3の端部と素子R1との間にも低粘度の粘着剤7が隙間なく入り込んで、気泡Gの発生を阻止できるため、ピンホールHも発生しない。
請求項(抜粋):
外周面に抵抗膜を形成した円柱状又は円筒状の素子の両端に、前記抵抗膜に導通するキャップを嵌着し、これら素子及びキャップの外周面に、粉末塗料を塗布することにて保護膜を形成して成るキャップ付き抵抗器の製造方法であって、前記素子び両キャップの外周面に粉末塗料を塗布する工程に先立って、前記素子の外周面のみに高粘度の粘着剤を塗布すると共に、低粘度の粘着剤を、少なくとも前記両キャップの外周面全体と素子の一部とに広がるようにして塗布したことを特徴とするキャップ付き抵抗器の製造方法。
IPC (3件):
H01C 17/28 ,  H01C 1/148 ,  H01C 7/00

前のページに戻る