特許
J-GLOBAL ID:200903046092677112

ポリ塩化ビフェニルオイルの資源化方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 菅野 中
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-136139
公開番号(公開出願番号):特開2001-293104
出願日: 2000年05月09日
公開日(公表日): 2001年10月23日
要約:
【要約】【課題】 2段階処理によって、PCBを無害化し、資源として利用可能な反応生成物を生成させる。【解決手段】 化学分解処理と、粒状化処理と、熱分解処理とを順次行なう。化学分解処理は、分解処理剤aほ主成分であるCaの分解作用と発熱反応を利用してPCBオイルbを、金属塩を含む粉末eに分解する処理であり、粒状化処理は、化学分解処理によって生成された粉末eをペレットiに固化する処理であり、熱分解処理は、粒状化処理によって生成されたペレットiとガラスカレットjとをPCBの熱分解温度以上の温度で熱溶融させ、スラグkとしてペレットiとガラスカレットjを溶融一体化させる処理である。熱分解処理により得られたスラグkは冷却し、その固形物lを破砕して建設資材などに再利用する。
請求項(抜粋):
前段処理と後段処理との2段階処理を行なってポリ塩化ビフェニルオイルを資源化する方法であって、前段処理は、ポリ塩化ビフェニルオイルを化学変化させて金属塩を含む粉末を生成し、その粉末をペレット化する処理であり、後段処理は、ペレットをガラスカレットと共にポリ塩化ビフェニルの熱分解温度以上の温度で熱処理して溶融一体化する処理であり、溶融一体化されたスラグを冷却して得られた固形物を資源として利用することを特徴とするポリ塩化ビフェニルオイルの資源化方法。
IPC (4件):
A62D 3/00 ZAB ,  C07B 35/06 ,  C07B 37/06 ,  C07C 25/18
FI (4件):
A62D 3/00 ZAB ,  C07B 35/06 ,  C07B 37/06 ,  C07C 25/18
Fターム (10件):
2E191BA13 ,  2E191BC02 ,  2E191BD01 ,  2E191BD11 ,  4H006AA05 ,  4H006AC13 ,  4H006AC26 ,  4H006BC10 ,  4H006BE11 ,  4H006EA22

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