特許
J-GLOBAL ID:200903046092962100

磁気式動力伝達装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 友雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-213905
公開番号(公開出願番号):特開2008-039045
出願日: 2006年08月04日
公開日(公表日): 2008年02月21日
要約:
【課題】磁力を介して動力伝達を行う場合の利点を維持しながら、動力の伝達効率および伝達能力を向上させることができるとともに、製造コストも削減することができる磁気式動力伝達装置を提供する。【解決手段】磁気式動力伝達装置1は、周方向に並んだ左右の複数の永久磁石11cを有する外側ロータ11と、周方向に並んだ複数の永久磁石12cを有する内側ロータ12と、周方向に並んだ複数の左右の軟磁性体13d,13eを有する中間ロータ13とを備える。左右の永久磁石11c,11cと永久磁石12cが対向する位置にある場合、左永久磁石11cと永久磁石12cの左側の磁極が互いに異なる極性のときには、右永久磁石11cと永久磁石12cの右側の磁極が同一の極性となるとともに、軟磁性体13d,13eの一方が永久磁石11c,12cの間にあるときには、他方が隣り合う2つの永久磁石11c,12cの間に位置する。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
互いにほぼ等間隔で所定方向に並んだ複数の第1磁極で構成されかつ隣り合う各2つの当該第1磁極が異なる極性を示す第1磁極列を有し、当該所定方向に沿って移動自在の第1可動部材と、 互いにほぼ等間隔で前記所定方向に並んだ複数の第2磁極で構成されかつ隣り合う各2つの当該第2磁極が異なる極性を示すとともに前記第1磁極列に対向するように配置された第2磁極列を有し、前記所定方向に沿って前記第1可動部材に対して相対的に移動自在の第2可動部材と、 互いにほぼ等間隔で前記所定方向に並んだ複数の第3磁極で構成されかつ隣り合う各2つの当該第3磁極が異なる極性を示す第3磁極列を有し、前記第1可動部材に対して相対的に連動することにより、前記所定方向に沿って移動する第3可動部材と、 互いにほぼ等間隔で前記所定方向に並んだ複数の第4磁極で構成されかつ隣り合う各2つの当該第4磁極が異なる極性を示すとともに前記第3磁極列に対向するように配置された第4磁極列を有し、前記第2可動部材に対して相対的に連動することにより前記所定方向に沿って移動する第4可動部材と、 互いにほぼ等間隔で前記所定方向に並んだ複数の第1軟磁性体で構成されかつ前記第1磁極列と前記第2磁極列の間に配置された第1軟磁性体列を有し、前記所定方向に沿って前記第1可動部材および前記第2可動部材に対して相対的に移動自在に設けられた第5可動部材と、 互いにほぼ等間隔で前記所定方向に並んだ複数の第2軟磁性体で構成されかつ前記第3磁極列と前記第4磁極列の間に配置された第2軟磁性体列を有し、前記第5可動部材に対して相対的に連動することにより前記所定方向に沿って移動する第6可動部材と、 を備え、 前記各第1磁極および前記各第2磁極が互いに対向する第1対向位置にあるときには、前記各第3磁極および前記各第4磁極が互いに対向する第2対向位置に位置し、前記第1対向位置に位置する前記各第1磁極および前記各第2磁極が互いに異なる極性のときには、前記第2対向位置に位置する前記各第3磁極および前記各第4磁極が互いに同一極性を示し、前記第1対向位置に位置する前記各第1磁極および前記各第2磁極が互いに同一極性のときには、前記第2対向位置に位置する前記各第3磁極および前記各第4磁極が互いに異なる極性を示し、 前記各第1磁極および前記各第2磁極が前記第1対向位置にある場合において、前記各第1軟磁性体が前記第1磁極および前記第2磁極の間に位置するときには、前記各第2軟磁性体が前記所定方向に隣り合う2組の前記第3磁極および前記第4磁極の間に位置するとともに、前記各第2軟磁性体が前記第3磁極および前記第4磁極の間に位置するときには、前記各第1軟磁性体が前記所定方向に隣り合う2組の前記第1磁極および前記第2磁極の間に位置するように構成されていることを特徴とする磁気式動力伝達装置。
IPC (1件):
F16H 49/00
FI (1件):
F16H49/00 A
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 磁気歯車
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2004-269887   出願人:株式会社松栄工機

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