特許
J-GLOBAL ID:200903046092980125

ポリカーボネートの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 俊一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-327099
公開番号(公開出願番号):特開平9-165443
出願日: 1995年12月15日
公開日(公表日): 1997年06月24日
要約:
【要約】【課題】ポリカーボネートの製造によって副生されるフェノールなどの芳香族ヒドロキシ化合物を有効に再利用して、アルキル芳香族エーテルの生成を抑制しながらジアリールカーボネートを製造し、次いでこのジアリールカーボネートを用いてポリカーボネートを生産性よく製造する。【解決手段】[I]芳香族ヒドロキシ化合物と芳香族ヒドロキシ化合物とからジアリールカーボネートを製造する工程と、[II]得られたジアリールカーボネートと芳香族ジヒドロキシ化合物とを、含窒素塩基性化合物触媒の存在下に溶融重縮合反応させてポリカーボネートを製造する工程と、[III]上記工程[II]で副生された芳香族ヒドロキシ化合物から含窒素塩基性化合物を分離除去した後、得られた芳香族ヒドロキシ化合物を前記工程[I]に循環させる工程と、からなるポリカーボネートの製造方法。
請求項(抜粋):
[I]ジアルキルカーボネートと芳香族ヒドロキシ化合物とを、触媒の存在下に反応させて、副生アルコール類および副生ジアルキルカーボネートを反応系外に留去させながらジアリールカーボネートを製造する工程と、[II]得られたジアリールカーボネートと芳香族ジヒドロキシ化合物とを、少なくとも含窒素塩基性化合物を含む触媒の存在下に溶融重縮合反応させてポリカーボネートを製造するとともに、副生された芳香族ヒドロキシ化合物を反応系外へ留去する工程と、[III]上記工程で副生された芳香族ヒドロキシ化合物から含窒素塩基性化合物を分離除去した後、得られた芳香族ヒドロキシ化合物を前記工程[I]に循環させる工程と、からなることを特徴とするポリカーボネートの製造方法。
引用特許:
出願人引用 (1件)

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