特許
J-GLOBAL ID:200903046095966085

防振ガスケット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡邊 功二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-043966
公開番号(公開出願番号):特開平10-238631
出願日: 1997年02月27日
公開日(公表日): 1998年09月08日
要約:
【要約】【課題】 相手部材への取り付け部分のシール性を長期にわたって維持できる防振ガスケットを提供する。【解決手段】 防振ガスケット10のフランジ部20a、20bを吸気ダクトやシリンダに固定したとき、環状シール部31と直線シール部32の分岐点P1 ,P2 位置におけるゴムの体積が、他の部分のゴムの体積に比べて小さくされているため、シール部に加わる応力の集中が緩和され、環状シール部と直線シール部の他の部分が受ける応力程度にされる。そのため、金属板であるフランジ部の反りを防止でき、フランジ部と相手部材とのシール性を均一にすることができる。また、長期間の使用によっても、分岐点位置への応力の集中がないので、この部分が劣化することがなく、車両の振動等による固定ボルトの締め付けの緩みも防止できる。
請求項(抜粋):
互いに隣接して配置され軸方向両端に開口した少なくとも2個の通気孔を有する筒状の弾性連結体と、該弾性連結体の両端に取り付けられ、前記通気孔位置に開口部を設けた一対のフランジ部材と、該一対のフランジ部材の各外端面にて、前記複数の開口部を囲む近接位置に断面山形に突設されて閉ループをなす線状の第1シール部と、各開口部間の隣接領域に前記第1シール部から分岐して略同一形状に突設された第2シール部とを備えてなり、前記フランジ部材により相手部材間に取り付けられる防振ガスケットにおいて、前記第1及び第2シール部の分岐部分の所定範囲において各シール部の断面積を他の部分の断面積より小さくしたことを特徴とする防振ガスケット。
IPC (2件):
F16J 15/10 ,  F02M 35/10 101
FI (2件):
F16J 15/10 A ,  F02M 35/10 101 K

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