特許
J-GLOBAL ID:200903046102070572

局部腐食特性の保証が可能なAl-Mg 系アルミニウム合金およびAl-Mg 系アルミニウム合金の局部腐食特性評価方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 明田 莞
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-338724
公開番号(公開出願番号):特開平11-174016
出願日: 1997年12月09日
公開日(公表日): 1999年07月02日
要約:
【要約】【課題】 局部腐食特性の保証が可能で、しかも局部腐食特性に優れたAl-Mg 系Al合金およびAl-Mg 系Al合金の局部腐食特性評価が簡便でかつ定量的に行える局部腐食特性評価方法を提供する。【解決手段】 当該Al-Mg 系Al合金を試料電極とした3 電極方式のポテンシオスタットを用いた電気化学的測定セル内で、特定濃度の電解溶液中で、一定電流を試料電極に加えた場合に、初期の一定電位の保持時間が25分以上であるか、または、前記初期一定電位と終値電位との差が40mV以下であるAl-Mg 系Al合金とすることである。また、当該Al-Mg 系Al合金を試料電極とした3 電極方式のポテンシオスタットを用いた電気化学的測定セル内で、特定濃度の中性、弱アルカリ性、弱酸性から選択される電解溶液中で、一定電流を試料電極に加えた場合の前記電位の変化によって、局部腐食特性を判別するAl-Mg 系Al合金の局部腐食特性評価方法とすることである。
請求項(抜粋):
Al-Mg 系金属間化合物をマトリックス中に有するAl-Mg 系アルミニウム合金であって、当該Al-Mg 系アルミニウム合金をアノード電極とし、更に対極および参照電極を備えた3 電極方式のポテンシオスタットを用いた電気化学的測定セル内で、0.5 モルの濃度の脱気されたNaCl電解溶液中で、4 μA/cm2 の一定電流を試料電極に加えた場合に、初期の一定電位の保持時間が25分以上であるか、または、前記初期一定電位から電位が降下して一定となった終値電位と初期一定電位との差が40mV以下である電位の変化を有することを特徴とする局部腐食特性の保証が可能なAl-Mg 系アルミニウム合金。
IPC (8件):
G01N 27/26 351 ,  C22C 21/06 ,  C22F 1/047 ,  C23F 13/00 ,  G01N 17/02 ,  C22F 1/00 630 ,  C22F 1/00 ,  C22F 1/00 640
FI (8件):
G01N 27/26 351 D ,  C22C 21/06 ,  C22F 1/047 ,  C23F 13/00 Z ,  G01N 17/02 ,  C22F 1/00 630 A ,  C22F 1/00 630 M ,  C22F 1/00 640 A
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭58-164748
  • 特開昭59-096243
引用文献:
審査官引用 (2件)
  • JIS H 4040「アルミニウム及びアルミニウム合金の棒及び線」
  • JIS H 4040「アルミニウム及びアルミニウム合金の棒及び線」

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