特許
J-GLOBAL ID:200903046102280127

排気管の弾性的連結構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 三千雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-096721
公開番号(公開出願番号):特開平6-281093
出願日: 1993年03月30日
公開日(公表日): 1994年10月07日
要約:
【要約】【目的】 可撓性継手に対する排気管側からの熱作用を軽減して、かかる熱による該可撓性継手の弾性層への悪影響を効果的に低減せしめ、耐久性を向上し得る排気管の弾性的連結構造を提供すること。【構成】 排気管12,14の外径よりも充分に大きな内径を有する可撓性継手10の両端部を、大径の可撓性継手取付部36と小径の排気管取付部37を備えた段付き筒状金具18,18を介して、排気管12,14の対向する端部に固定して、該排気管12,14の端部間の外側に緩衝空間39を形成せしめ、更に該緩衝空間内39において、内側筒状仕切部材20と該内側筒状仕切部材20の外径よりも大なる内径を有する外側筒状仕切部材22とを、互いに対向する方向に延び出し、且つ排気管の軸方向において所定長さで重なり合うように設けることにより屈曲路48を形成して、前記排気管12,14内の排気ガスの流れから前記可撓性継手10を離隔せしめるようにした。
請求項(抜粋):
弾性材料にて形成された筒状の弾性層の内側にセラミックス系繊維を用いた布帛からなる断熱層を少なくとも形成してなる積層構造の筒状の可撓性継手を用いて、二つの排気管を弾性的に連結せしめるようにした構造において、該可撓性継手の内径を排気管の外径よりも充分に大きくして、該可撓性継手の両端部を、それぞれ、大径の可撓性継手取付部と小径の排気管取付部を備えた段付き筒状金具を用いて、前記二つの排気管の連結されるべき対向する端部に固定せしめることにより、該排気管の端部間に該排気管の径方向外側に位置する緩衝空間を形成する一方、該緩衝空間内において前記筒状金具の一方の側から他方の側に延びる内側筒状仕切部材を設け、更に該筒状金具の他方の側から一方の側に該内側筒状仕切部材の外径よりも大なる内径をもって延び且つ排気管軸方向において所定長さで重なり合う外側筒状仕切部材を設けることにより、屈曲路を形成して、該排気管内の排気ガスの流れから前記可撓性継手を離隔するようにしたことを特徴とする排気管の弾性的連結構造。
IPC (3件):
F16L 59/18 ,  F01N 7/08 ,  F16L 27/10

前のページに戻る