特許
J-GLOBAL ID:200903046102485942

車両の左右駆動力配分装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-120256
公開番号(公開出願番号):特開平11-311312
出願日: 1998年04月30日
公開日(公表日): 1999年11月09日
要約:
【要約】【課題】 装置全体の小型、軽量化を図る。【解決手段】 差動装置20内の一方サイドギヤ26と車軸28の間に筒状部40を設ける。この筒状部40内にトロコイドモータ33のモータハウジング35を固定設置する。他方のサイドギヤ27に一方のサイドギヤ26の中心孔39に遊挿される連結軸41を延設する。連結軸41の先端部をトロコイドモータ33のインナロータ37に結合する。トロコイドモータ33の回転力が左右の車軸28,29に直接作用するようになる。トロコイドモータ33がサイドギヤ26,27から離れた位置に配置されるため、サイドギヤ26,27やデフピニオン25の大型化を回避できる。
請求項(抜粋):
エンジンからの駆動力を受けて回転するデフケースと、このデフケース内に回転自在に支持されたデフピニオンと、左右の車軸に夫々結合される一方でデフケース内で前記デフピニオンに左右両側から夫々噛合された一対のサイドギヤとを備えた差動装置に、左右の車軸間に必要に応じて相対的な回転力を付与する可逆式の油圧モータが組み込まれて成る車両の左右駆動力配分装置において、一方のサイドギヤとそのサイドギヤと同側の車軸の間に筒状部を設け、この筒状部内に前記油圧モータのモータハウジングを固定する一方で、他方のサイドギヤに前記一方のサイドギヤを貫通する連結軸を延設し、この連結軸の先端を前記油圧モータの回転軸部に結合したことを特徴とする車両の左右駆動力配分装置。

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