特許
J-GLOBAL ID:200903046103097458
流体動圧軸受へのオイル充填方法
発明者:
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出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-333162
公開番号(公開出願番号):特開2005-098393
出願日: 2003年09月25日
公開日(公表日): 2005年04月14日
要約:
【課題】 流体動圧軸受を量産するに際して、製造される個々の軸受の最適オイル注入量が、加工のばらつきによって軸受ごとに異なっていても、そのバラツキに影響されずに適正量のオイルを注入するオイル充填方法、及び充填装置を提供する。【解決手段】一つのオイル充填方法では、オイルを二回に分けて注入する。一回目の注入後雰囲気を加圧してオイルを確実に軸受間に押し込み、続いてオイルの充填状況を確認して不足分を割り出し、二回目で不足分を注入する。他の方法では、一回目に過剰量を注入し、二回目で適正量を超えた分を除去する。これらの方法によって、軸受ごとに適正注入量が変動しても、常に軸受に適正量を充填することが出来る。【選択図】図3
請求項(抜粋):
少なくともシャフトを含むシャフト部と、
少なくともスリーブおよびスラストブッシュを含むスリーブ部とを有し、
シャフト部とスリーブ部との間には、ラジアル軸受およびスラスト軸受、又は、ラジアル軸受若しくはスラスト軸受、を含む連続したオイル保持間隙が形成され、
シャフト部とスリーブ部とは該オイル保持間隙を介して相対的に回転自在に配置され、
該オイル保持間隙と大気に連通する空気との接触部分にはテーパシール部が形成されている流体動圧軸受、
を製造するに際して、
オイル未充填の流体動圧軸受の周囲環境を第一の気圧以下の圧力に減圧し、前記流体動圧軸受のテーパシール部に第一量のオイルを注入する、第一の工程と、
前記流体動圧軸受の周囲環境を直前の工程と同等の圧力に保つか、或いはより高い気圧に加圧し、前記テーパシール部に第二量のオイルを注入する、第二の工程と、
前記流体動圧軸受の周囲環境を大気圧に復圧する、復圧工程が実行されるものであり、
なおかつ、第二の工程は第一の工程の終了後に実行されるものであり、復圧工程は第二の工程の終了後に実行されるものであり、なおかつ、
第二の工程は1回或いはそれ以上の回数実行されるものである、
流体動圧軸受の製造方法。
IPC (5件):
F16C33/10
, F16C17/10
, F16C33/14
, H02K7/08
, H02K15/14
FI (6件):
F16C33/10 Z
, F16C33/10 A
, F16C17/10 A
, F16C33/14 Z
, H02K7/08 A
, H02K15/14 A
Fターム (28件):
3J011AA04
, 3J011AA07
, 3J011CA02
, 3J011DA02
, 3J011JA02
, 3J011KA04
, 3J011LA01
, 5H607AA00
, 5H607BB07
, 5H607BB14
, 5H607BB17
, 5H607BB25
, 5H607CC03
, 5H607DD03
, 5H607EE17
, 5H607FF06
, 5H607GG01
, 5H607GG02
, 5H607GG07
, 5H607GG10
, 5H607GG12
, 5H607GG15
, 5H607GG25
, 5H615AA01
, 5H615BB07
, 5H615BB14
, 5H615BB17
, 5H615PP25
引用特許: