特許
J-GLOBAL ID:200903046105005313

ボイラ設備

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山田 恒光 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-269468
公開番号(公開出願番号):特開平6-094204
出願日: 1992年09月11日
公開日(公表日): 1994年04月05日
要約:
【要約】【目的】 蒸気圧力の制御範囲が過大にならないようにすると共に蒸気圧力を容易に目標蒸気圧力に制御し得るようにし、しかも負荷変動に対する蒸気圧力の追従性を向上させる。【構成】 目標蒸気圧力PMと検出された蒸気圧力Pとの圧力偏差ΔPを求める偏差検出回路16と、偏差検出回路16で求めた圧力偏差ΔPを基に蒸気圧力Pが位置する領域を判定する領域判定回路19と、蒸気圧力増減検出回路17と、蒸気圧力変化率検出回路18と、領域判定回路19からの領域判定信号VA、蒸気圧力増減検出回路17からの蒸気圧力増減信号±V、蒸気圧力変化率検出回路18からの蒸気圧力変化率信号dV/dTを基に各領域に対応して夫々複数ずつ設けられ且つ同一の領域では時間が異なるよう設定された複数のタイマ21のうち所定のタイマを選択するタイマ選択回路20を設け、選択されたタイマから所定の時間経過後に所定のボイラの所定の開閉弁にオン・オフ指令を与える。
請求項(抜粋):
夫々複数のバーナを備え且つ並列運転可能な複数のボイラと各ボイラで生成された蒸気を受入れる共通の蒸気ヘッダと該蒸気ヘッダの蒸気圧力を検出する圧力検出器と該圧力検出器で検出された蒸気圧力を基に着火し或いは消火するバーナを定め且つバーナへ燃料を供給する燃料管に設けられた所定の開閉弁にオン・オフ指令を出力する制御装置を備えたボイラ設備において、前記制御装置は、検出された蒸気圧力と目標蒸気圧力との圧力偏差を求める偏差検出回路と、該偏差検出回路からの圧力偏差を基に蒸気圧力が目標蒸気圧力を基準として高圧側及び低圧側に設定された不感帯領域にあるか或いは該不感帯領域よりも高圧側若しくは低圧側に所定の間隔で設定された領域にあるかを判定する領域判定回路と、検出された蒸気圧力が増加しているか或いは減少しているかを検出する蒸気圧力増減検出回路と、検出された蒸気圧力の単位時間当りの変化率を検出する蒸気圧力変化率検出回路と、前記領域判定回路からの領域判定信号及び蒸気圧力増減検出回路からの蒸気圧力増減信号並に蒸気圧力変化率検出回路からの蒸気圧力変化率信号を基に、前記各領域に対応して夫々複数ずつ設けられ且つ同一の領域では時間が異なるよう設定されたタイマから所定の領域の所定のタイマを選択するタイマ選択回路とを備え、所定の時間の経過後に選択されたタイマから所定のボイラの所定の開閉弁にオン・オフ指令を与え得るよう構成したことを特徴とするボイラ設備。

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