特許
J-GLOBAL ID:200903046105958388

連続波送受波型超音波撮像装置及び超音波プローブ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浅村 皓 (外3名)
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP1998002677
公開番号(公開出願番号):WO1998-057581
出願日: 1998年06月17日
公開日(公表日): 1998年12月23日
要約:
【要約】十分な方位分解能が得られる高周波の連続波を送波器(20)で発生し送波超音波とする。周波数変調器(15)で連続波の周波数を矩形波的に交番させ周波数変調する。周波数変調の交番周期は,圧電振動子(1)への信号電圧の印加時点から,圧電振動子から出た超音波が焦点5から反射して圧電振動子に到達する迄の遅延時間の2倍に設定する。遅延回路(35)に於いて,送波に遅延時間と等しい遅延を付与して参照信号とし,送波と受波の混在する信号をロック・イン(lock-in)検波(55)により,検査対象9からの反射信号を選択的に検出する。単位時間当りの送受波の波数が増加する結果,連続波の超音波の検査対象への照射により,例えば,細胞レベルの高分解能で生体組織を撮像する場合にS/Nが向上する。
請求項(抜粋):
圧電振動子(1)と,超音波を収束させる音響レンズ(3)とを具備し,検査対象(9)に対して超音波の送受波を行なう少なくとも1個の超音波変換器(10)と,該超音波変換器に送波信号を与える送波器(20)と,前記検査対象から反射された超音波を受信する受波器(50,55,56)と,前記超音波変換器が送受波する超音波の伝搬方向と垂直な平面又は曲面上で前記超音波変換器を走査する走査機構と,前記送波信号により前記圧電振動子が励振された時点と前記励振により発生した超音波が前記音響レンズの焦点距離まで伝搬して反射し,再び前記圧電振動子まで伝搬して電圧に変換される時点までの時間差である遅延時間に比べて,前記超音波変換器の送波の持続時間が長くなるように制御する制御器(21,105)とを具備することを特徴とする連続波送受波型超音波撮像装置。
IPC (1件):
A61B 8/00

前のページに戻る