特許
J-GLOBAL ID:200903046114390157

栄養物に標識色素を添加する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川口 義雄 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-521807
公開番号(公開出願番号):特表平11-502127
出願日: 1996年01月03日
公開日(公表日): 1999年02月23日
要約:
【要約】供給容器から、液体経腸栄養物を患者の胃腸管に補給する補給チューブへの栄養物の供給時に栄養物に色素標識付けする方法であって、(1)供給容器に接続できるフォーミュレーションチャンバ、たとえばドリップチャンバなどの器具を、フォーミュレーションチャンバ内に位置決めされた生理学的に受け入れられ分散可能な標識色素を含む少なくとも一つの持続式放出リザーバ、およびフォーミュレーションチャンバを患者の補給チューブに接続する液体連通手段と共に設けるステップと、(2)栄養物を含む供給容器を設けるステップと、(3)フォーミュレーションチャンバを供給容器に接続し液体連通手段を補給チューブに接続するステップと、(4)色素標識付けされた栄養物を器具内に流し補給チューブへ流すステップとを含む方法。持続式放出リザーバは、従来型の低速放出被覆錠剤でも、あるいは微小球でも、あるいはカプセルタイプでも、あるいは浸透駆動装置でもよい。標識色素は、着色色素でも、あるいは蛍光色素でも、あるいはそれらの混合物でもよい。迅速な着色が必要とされる場合は、持続式放出リザーバに可溶標識色素層を被覆し、あるいは標識色素を持続式放出リザーバには入れずに、色素を含む持続式放出リザーバと共にフォーミュレーションチャンバに配置することができる。
請求項(抜粋):
液体経腸栄養物が、そのような組成物を含む供給容器から、患者の胃腸管に至る補給チューブへ流れる間に、この液体経腸栄養物を色素標識する方法であって、 (a)液体経腸栄養物の供給容器に接続することができる入口と、出口とを有するフォーミュレーションチャンバと、 液体経腸栄養物の媒体内で溶解することができる少なくとも一つの標識色素であって、フォーミュレーションチャンバを横切る液体経腸栄養物に物理的に接触するようにフォーミュレーションチャンバ内に位置決めされた少なくとも一つの持続式放出リザーバ、すなわち、患者への液体経腸栄養物の供給時に持続式放出リザーバが液体経腸栄養物に物理的に接触したときに液体経腸栄養物内に標識色素を与え吐出する手段内に含まれる、少なくとも一つの標識色素と、 フォーミュレーションチャンバの出口を、色素標識された液体経腸栄養物を患者の胃腸管内に補給する装置に動作可能に接続することができる流体連通手段とを備える器具を設けるステップと、 (b)液体経腸栄養物を含む供給容器を設けるステップと、 (c)供給容器と色素標識付けされた液体経腸栄養物を補給する装置との間の流体流に対して連通可能に直列に器具を配置し、同時に補給装置を患者の胃腸管と連通させるステップと、 (d)液体経腸栄養物を器具および補給装置内に流すステップとを含むことを特徴とする方法。

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