特許
J-GLOBAL ID:200903046117482281

色帯域改善回路

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-110483
公開番号(公開出願番号):特開平7-298283
出願日: 1994年04月26日
公開日(公表日): 1995年11月10日
要約:
【要約】【目的】 送信側でのカメラ出力と同等の周波数帯域を持つ映像を再現でき、色信号の色過渡応答や鮮鋭感を大幅に向上させることができる色帯域改善回路を提供する。【構成】 輝度信号を、送信側における色信号の帯域制限周波数以上(高域輝度成分)とそれ以下(低域輝度成分)に分離し、その低域輝度成分と色差信号をRGB信号に変換する。そのRGB信号の高域成分(400-500KHz)RLH,GLH,BLHを取り出し、係数0.3,0.59,0.11 を乗算する。加算回路18は、輝度信号の400-500KHz付近の周波数成分YLHを出力し、除算回路19-21 は、上記周波数成分における輝度信号を構成している各原色信号の混合比を得る。この各原色信号の混合比と高域輝度成分を乗算し、係数0.3,0.59,0.11 で除算することにより、伝送されていない色信号の高域成分と同等のRH',GH',BH'を分離・再生する。このRH',GH',BH'を、RGB信号にそれぞれ加算する。
請求項(抜粋):
入力された輝度信号を、送信側における色信号の帯域制限周波数以下の低域輝度成分と、前記帯域制限周波数以上の高域輝度成分とに分離する分離手段と、前記低域輝度成分と入力された色差信号より、3原色信号を生成するマトリクス手段と、前記3原色信号より、高域成分をそれぞれ抽出する高域成分抽出手段と、前記3原色信号の高域成分と前記高域輝度成分より、前記高域輝度成分中の各3原色信号の混合比を算出する混合比算出手段と、前記各3原色信号の混合比と前記高域輝度成分より、前記3原色信号の補正信号を生成する生成手段と、前記3原色信号に、前記3原色信号の補正信号をそれぞれ加算する加算手段を具備したことを特徴とする色帯域改善回路。
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開昭55-010288
  • 特開昭55-120290
  • 特開昭54-044828
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