特許
J-GLOBAL ID:200903046140166605

サーモスタット異常検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-317104
公開番号(公開出願番号):特開平11-148420
出願日: 1997年11月18日
公開日(公表日): 1999年06月02日
要約:
【要約】【課題】 サーモスタットの作動異常を正確且つ迅速に検出することのできるサーモスタット異常検出装置を提供する。【解決手段】 電子制御装置(ECU)51は、エンジン1の始動後、始動時水温、吸気温、エンジン回転数、吸気量等の各種運転状態パラメータに基づき、サーモスタットが正常若しくは異常である場合を想定した各々の推定冷却水温を経時的に算出していく。所定時間が経過した後、水温センサ41による実測の冷却水温が基準値に達せず、さらにサーモスタット16の正常を想定した推定冷却水温が所定値以上に達していれば、サーモスタット16の作動状態に異常があると判定する。
請求項(抜粋):
エンジンの冷却水循環通路に設けられて、冷却水温が所定値を下回っているときには前記通路を閉塞し、冷却水温が所定値以上のときには冷却通路を開放するサーモスタットの作動異常を検出すべく、前記エンジンの冷却水温を検出する冷却水温検出手段を備え、エンジン始動後、所定時間経過時に、前記検出された冷却水温が所定の基準水温より低い場合には、サーモスタットの作動に異常があるものと判定をし、前記検出された冷却水温が所定の基準水温以上である場合には、サーモスタットは正常に作動しているとの判定をするサーモスタットの異常検出装置において、前記サーモスタットの作動異常を想定した条件下で冷却水温を推定する第1の冷却水温推定手段と、前記サーモスタットの作動正常を想定した条件下で冷却水温を推定する第2の冷却水温推定手段と、前記サーモスタットの正常判定時に、前記第1の冷却水温推定手段により推定された冷却水温が所定の水温を下回っているときにのみ正常判定を許可する正常判定許可手段と、前記サーモスタットの異常判定時に、前記第2の冷却水温推定手段により推定された冷却水温が所定の水温以上であるときにのみ異常判定を許可する正常判定許可手段とを備えたサーモスタット異常検出装置。
IPC (5件):
F02D 45/00 360 ,  F01P 3/20 ,  F01P 7/16 502 ,  F02B 77/08 ,  F02D 41/22 301
FI (5件):
F02D 45/00 360 B ,  F01P 3/20 A ,  F01P 7/16 502 Z ,  F02B 77/08 E ,  F02D 41/22 301 M

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