特許
J-GLOBAL ID:200903046146363534

生物膜ろ過装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本庄 武男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-179277
公開番号(公開出願番号):特開平5-023690
出願日: 1991年07月19日
公開日(公表日): 1993年02月02日
要約:
【要約】【目的】 下向き流型の生物膜ろ過装置において,単一のろ過層で好気性と嫌気性の両雰囲気をつくって生物処理を連続的に効率良く行い得るようにすること。【構成】 ろ過層10のほぼ中間部分より散気装置18にて酸素を供給し,上記ろ過層10内の上記散気装置18よりも上方部分を好気性ろ過層5とすると共に,下方部分を嫌気性ろ過層7とする。これにより,原水供給口1より供給された原水は,ろ過材16にてろ過されると共に,そのうちのアンモニア成分は,上記好気性ろ過層5内において酸化されて硝酸あるいは亜硝酸となる。この硝酸あるいは亜硝酸は,続く嫌気性ろ過層7内において還元され,窒素ガスとなる。このようにろ過及び生物処理されて浄化された処理水は,抜出し管11及び流出口14を通して系外へ流出される。
請求項(抜粋):
微生物が付着したろ過材をタンク内に充填してろ過層を形成し,処理用の原水を上記ろ過層を流下させて上記ろ過材にてろ過すると共に上記微生物にて生物処理することにより浄化する生物膜ろ過装置において,上記タンクの上部に上記原水を供給する原水供給手段を設けると共に上記タンクの下部に浄化後の処理水を抽出する抽出手段を設け,上記ろ過層の略中間部分に酸素を供給する酸素供給手段を設けて上記ろ過層内の上記酸素供給手段よりも上方部分を好気性ろ過層とすると共に下方部分を嫌気性ろ過層としたことを特徴とする生物膜ろ過装置。
IPC (2件):
C02F 3/30 ,  C02F 3/08

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