特許
J-GLOBAL ID:200903046151836491

廃水処理方法およびその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 明田 莞
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-283310
公開番号(公開出願番号):特開平9-122673
出願日: 1995年10月31日
公開日(公表日): 1997年05月13日
要約:
【要約】【課題】 廃水等の流入原水からSS、BOD、COD等を高能率で除去し得る省スペース型の廃水処理方法を提供する。【解決手段】 流入原水1を粒径5〜15mmのろ材からなるろ過層を持つ第一ろ過装置2でろ過し、第一ろ過装置2からの第一ろ過流出水3を生物学的処理槽4の脱窒菌等を高濃度に固定化した担体Tが投入されている脱窒槽4aで脱窒し、脱窒処理水を硝化菌等を高濃度に固定化した担体T′が投入されている硝化槽4bで硝化し、これから流出する生物学的処理水7に無機物凝集剤8を混入・混和して表面に多種類の微生物を高濃度に付着させたろ材からなるろ過層10aを持つ第二ろ過装置10でろ過すれば、これら第一,第二ろ過装置2,3や生物学的処理槽4の除去・分解処理能力が優れているので、省スペース型であるにも拘わらず廃水からSS、BOD、COD等を高能率で除去することができる。
請求項(抜粋):
流入原水中に100mg/l以上の浮遊物質が含まれているときは、この流入原水中の浮遊物質を粒状のろ材からなるろ過層を有する第一ろ過装置によりろ過して浮遊物質を除去し、得られた第一ろ過水中の溶解性有機物質等を微生物が高濃度に固定化された担体が投入されてなる生物学的処理槽で分解除去し、溶解性有機物質等の分解除去後の生物学的処理水を粒状のろ材からなるろ過層を有する第二ろ過装置でろ過して残存浮遊物質を除去すると共に残存溶解性有機物質等を分解除去する一方、流入原水中に100mg/l未満の浮遊物質が含まれているときは、この流入原水中の溶解性有機物質等を前記生物学的処理槽で分解除去し、溶解性有機物質等の分解除去後の生物学的処理水中の浮遊物質を第二ろ過装置によりろ過すると共に残存溶解性有機物質等を分解処理することを特徴とする廃水処理方法。
IPC (4件):
C02F 3/06 ZAB ,  C02F 3/08 ZAB ,  C02F 3/12 ,  C02F 3/34 101
FI (4件):
C02F 3/06 ZAB ,  C02F 3/08 ZAB B ,  C02F 3/12 F ,  C02F 3/34 101 A

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